ツクツクホーシの鳴き声が聞こえてきたと思ったら、小中学校から運動会の音が
聞こえてきました。
「暑さ寒さも彼岸まで」 っちゅうことわざがあるけど
朝晩涼しくなって夏も終わり、まぁはい秋なんだねぇ ( ̄- ̄*)シミジミ
夏の思い出と言えば、今年は超久しぶりに一家4人で、一泊二日の旅行に
行ってきましたぁ
実は、姫の会社が夏休みの間はオフシーズンで、同僚たちが九州へ帰ったり
友達と旅行に出かけたりしとって、どこへ行く予定も無い姫は
おかぁも元気になったし、今年こそ家族で旅行しようよっ
と、言いだしたのです。
まずお手軽なバスツアーをチョイスして申し込んでみたら、お盆前のせいか
集客不足で中止になったり、満車になってまったりと、片っぱしから
拒否られちゃって、しゃぁ~ないなぁと、王子が宿泊先や電車の切符を
手配することに。
で、どこに行きたいの と聞かれ
帝王は以前からトロッコに乗りたいと言っとったし、
アタシは
海の幸を食べれるなら、どこでもえぇし
てなワケで、添乗員とガイド付き
で、行先は
宇奈月温泉 に決定
観測史上最も長い梅雨のさなか、
晴れ男&
晴れ女の力も及ばず曇ったり、小雨がパラ
つくさなか、
特急「ひだ」で出発。
特急「ひだ」は、特急「しらさぎ」に比べて所要
時間が長いし、本数が少ないんだけど
安いので、急ぐ旅でもないからってワケで
王子が手配してくれました。
そうそう、特急「ひだ」は、岐阜駅で進行方向が反転するんだよ。
電車で行く家族の旅は初めてで、椅子を向かい合わせにして帝王が進行方向に
向かって座ったら、早くも岐阜で逆方向になってまって、
アレっ
ぷぷぷ
さぁ、やっと富山に到着したんだけど・・・・・外は雨
王子がレンタカーを予約しといてくれたので、雨の中アタシ達はレンタカー会社に直行。
今回ドライバーは終始 王子で、助手席には姫が座り、ナビのナビ役。
運転と道案内は子供たちに任せ、アタシ達は後部座席でノ~ンビリ。
帝王が
息子に運転を任せる年になったんだなぁ
と、つぶやくように言っとった
最初の予定では、富山城と遊覧船に乗って松川めぐりだったんだけど
雨降りなので、姫の希望で一路 八尾(やつお)へ。
八尾は
「おわら風の盆」 というお祭りで有名で、時期が 9/1~3 の3日間で、
常連の観光客が訪れるほど、1年で一番賑やかになるそうです。
姫は、ガイドとして後学のために、そのお勉強に。
八尾に到着すると、
八尾ふらっと館 の無料
駐車場に車を置き、まずは
手打ちそば高野で
昼食タイム。
ここは明治25年創業の老舗で、姫が言うには
八尾町を訪れたら高野の手打ちそばを食べなきゃ
という伝統あるお店らしい。
というワケで、人の良さそうな爺さんと婆さんが
経営しとって、そばが冷麦みたいに細かったり
きし麺みたいに太かったりで、なるほど手打ち
だけに太さがバラバラやん
とオモタ。
なめこおろしそば ゆずおろしそば
冷たい麺つゆと、おろしが、麺になじんで、美味しかったです
ひきやま
昼食を終え、八尾の町を散策しながら、
曳山展示館 へ行きました。
ココには、豪華絢爛な曳山(屋台)の他に、カイコにまつわる展示室もあります。
越中八尾は江戸時代から養蚕業、特に蚕種(カイコの卵)を生産し出荷することで
発展し、かつて「蚕都」といわれ、何百年も前から人々の暮らしを支え、それが
戦前に至るまで町の基幹産業として隆盛していた歴史があるそうです。
小学生の頃、カイコを飼ってたのを思い出しました。
あの頃は、カイコを手のひらや鼻に乗せたりして、ヘッチャラだったのになぁ~
八尾を出る頃には
太陽が顔を出し、北陸道で宇奈月温泉に向かうと・・・
この時期、なかなか見ることができない立山連峰が見え、太い虹が現れました。
途中、有磯海(アリソウミ)SAでトイレ休憩。
外店で和牛串と、しんきろうソフト、白エビの唐揚げを買って食べた。
しんきろうソフト って、いかにも富山らしいネーミングだよね。
ほんのり水色で、甘すぎず爽やかな後味で、アタシ好みでした。
白エビ って加熱しても白いんだね