宇奈月温泉 / produce by 王子＆姫

2009.09.27

(6)

テーマ：温泉旅館(5083)

カテゴリ：旅行・観光

　前回のつづきです　　

　　さて、やっと今夜のお宿、

　　"延対寺荘" に到着です。

　　この旅館は、天皇陛下や総理大臣、

　　竹久夢二、川端康成など多くの

　　著名人が宿泊された由緒ある

　　老舗だそうです。

お部屋に案内され、帝王と王子がソッコーひとっ風呂浴びに

温泉へ。

アタシと姫は、お茶でも飲もうかとポットのお湯を急須に注いだら・・・

な～んか湯気が立たん

　飲んでみたら、ぬるっ

どうやらポットが壊れとるみたいで、湯温が冷めとる。

沸騰ボタンを押しても作動せーへんもんで、ポットを取り替えてもらいました。

そのあと、トイレに入ろうとしたら、

電気が点けへんし

そこに帝王たちが帰ってきたので、事情を説明したら、王子が直接フロントに

苦情を申し入れに行ってまった。

で、夕食までまんだ１時間以上もあったので、温泉街をちょびっと散策しようと

アタシ達もフロントに行くと、マネージャーらしき男性が王子に

ぺこ<(｡＿｡*)><(*｡＿｡)>ぺこしとるじゃん

どうやら、王子は 延対寺荘 に自分の勤務先を知らせていなかったらしく

名刺を出して、部屋の様子を報告し、今回はプライベートで来たけど、これが

自分がお世話したお客様だったら、自社の沽券に関わると言ったらしい。

そしたら、何とまぁ、お部屋を変えてくれるって言うじゃな～い。

お食事は、あのお部屋でとっていただき、その間に代わりのお部屋に

寝具を用意させていただきますので、どうも申し訳ございませんでした。

という事になり、アタシ達は温泉街のお散歩に。♪(〃∇〃)♪ランラン

宇奈月温泉街　散策

足湯・おもかげ
おもかげ-2

宇奈月温泉街には、無料の足湯が２ヶ所あって、こちらはそのうちの一つです。

適温で、気ン持ちえぇ～

お湯掛け薬師

ちっちゃなお薬師様だけど、いかにも霊験あらたかって感じ。

竹筒から注がれているのは温泉で、「薬師像の頭にかけてください」 と

書いてあるんだけど、これがなかなか柄杓のお湯が頭に届けへんでかんてぇ。

駄菓子屋

この日、オープンしたばかりの駄菓子屋さん

気さくな店主に釣られ、足湯に浸かって

ちょうど喉が渇いとったのでラムネやら、

うまい棒や、蒲焼さん太郎とか

アレヤコレヤと買ってまった。

宇奈月温泉駅前のファウンテン

　　なんか偶然にも、見苦しいモンガ写っとりますけど

　　この噴水は、あったか～い温泉です。

　　以前、酔っ払いが素っ裸になって、噴水を

　　浴びとったんだってサ。ヾ(￣∇￣;) オイオイ

　　誰よ

ナイスバディなお姉ちゃんを妄想したヤツは。

足湯・いっぷく

いっぷくA

もう一つの足湯、”いっぷく”で　いっぷく～。

親父ギャグだな～んて　言・わ・な・い・の～　

さぁ、旅館に戻り待望のお食事タイムです。

　　　　延対寺荘食事

帝王と王子と姫は

宇奈月の地ビールで、アタシはお茶で、かんぱ～い

きときとのお刺身や、カニ、富山名物のますの寿司に白海老、鮎の塩焼き etc.

次から次へと出てくるお料理を堪能しとると、延対寺荘のおかみさんが入ってきた。

平凡なファミリーの部屋に、何でおかみさんが

　しかも美し～いっ

どうやら、王子の勤務先のせいだった。

旅行関係の社員さんがお泊りする場合、ほとんど社名を名乗って申し込むらしい。

そうすることによって、旅館側は宣伝のため精一杯もてなし、旅行社の社員も

お客さんに紹介しても安心な旅館と解釈し、ギブ＆テイクになるようだ。

なにしろ、散策の帰り道に見かけた、延対寺荘 のお隣の銀水という旅館は

リーマン・ショックのあおりか、閉鎖されとった。

王子が　ここに泊ったことがあるんだけどなぁ とボソッと言った。

そんな事もあってか、小さな温泉町のホテル・旅館は、観光業者に対して

かなり気を遣うらしい。

ところが、王子は冒頭にも書いたとおり、営業的なわずわらしさを避けるため

一般の客として予約した事が、ポットとトイレの件で裏目に出てしまったのです。

そんなワケで、おかみが直々に挨拶に来てくれたらしい。

少々、雑談をし、お若いご両親ですね～ とおだてられ、帝王とアタシは超ご機嫌

食事が済んだら、代わりのお部屋を用意し、お布団も敷きましたので、今夜は

ごゆっくりなさってくださいねと言って出て行きました。

ワクワクしながら、用意された部屋へ行くと・・・ドド～ン