空が空であること☆

新学期が始まり、慌しい中、待ちに待ったＧＷ。
ここで一息。
充電たっぷり。
これで、今年度の再スタートを思いっきりきれそう。
そんな心の余裕がやっと生まれました。

２月下旬、２ヶ月の闘病生活後、祖母が亡くなりました。

入院後半は、殆ど、話もできなくなり、
見ているこちらが辛くなるほどでした。

延命措置はしない　と、家族・親族で決めたのに、
いざとなるとできる限りのことを・・・と思ってしまいます。

　　　　　苦しそうな期間を長く引っ張っていて良いのか。
　　　　　楽にしてあげたい。

　　　　　１日でも、長生きしてほしい。

そんな思いが入り乱れ、
精神的負担と、毎日の通院疲れと重なり本当に参っていました。

葬儀も私がしきることになり、
しっかりしなきゃ　と思いつつ、
わけのわからないまま過ぎていきました。

また、年度末をひかえ、仕事も忙しく、
休暇もとらず頑張りました。
　　　　　その後、それが自分にとって良かったのか、悪かったのか、
　　　　　　心のどこかで分かっているような、
　　　　　　　　・・・・・それを否定したいような・・・
　　　　　本当は、分かってないのかも・・・とも・・・様々な思いを抱えていました。

祖母が、私と交わした最後のことばは、「おいしい」でした。
　　食事ができなくなり、少しでも何か・・と野菜ジュースを飲ませたときの言葉です。
　　飲んだといっても１時間かけて１０ｍｌくらいでしたが、
　　　　それが自分の口から入った最後の食事でした。

明治・大正・昭和・平成と四つの時代を生きた祖母の
最期の顔は、本当に穏やかで、幸せそうに微笑んでいました。

もう、おじいちゃんに会えたかな？