先日立ち寄った本屋で見つけた本。
『晴太郎~3本足の天使』
柴田理恵さんがつづったエッセイです
表紙の写真に魅せられて、即購入しました。
テレビのロケ中に偶然 かかわった捨て犬の記録でした。
晴太郎は、生まれつき左足が身体にくっついており、
きっと、そんな状態だったので捨てられていました。
粗大ゴミが捨てられている場所に。
しかも・・・木箱に入れられ、テープでぐるぐる巻き、
その上、その箱の上には更に、箱が。
中には、もう1匹兄弟も一緒にいたそうです。
本当に、残念です。残酷すぎます。
命の重さを、どうして分かろうとしないのでしょう。
弱い立場の動物たちのことを思うと、
心が痛みます。
そして、何もできない自分にもがっかりしてしまいます。
晴太郎は、病院に保護され、最終的には柴田さんの家の子になります。
命を預かる重みで、
柴田さんにも様々な葛藤があったようですが、
そんな柴田さんだから晴太郎にもその優しさが伝わったんですよね。
晴太郎の逞しい顔。
凛とした眼差しが、幸せな今を教えてくれます。
一気に読み終え、再度読み返してみました。
数え切れない程の出会いの中で、
嬉しい出会いも数えられません。
そんな中で、かけがえの無い出会いができたこと、
幸せですね
晴太郎は柴田さんに出会えて幸せ
柴田さんも晴太郎に出会えて幸せ
ひなも、私に出会えて幸せだよね
私も、ひなに出会えてこんなに幸せなんだから