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テーマ:感じたこと(2893)
カテゴリ:生活
象のウメ子は
小田原城の下(?)に住んでいます。 11月3日から開催される菊花展の会場作りをしていました。 子どもが小さい頃は よく連れて来ていましたし、 私が小さい時も 祖父とよく遊びに来ました。 その頃、象さんは2頭いたのに、 父も叔母も、昔から1頭しかいない、 と言います。 おじいちゃんが生きていたら 確認できるのに。 戦後間もない昭和25年(1950年)、 市政10周年を迎えた小田原市では、 「子どもたちに夢と希望を与える」ために 『小田原こども文化博覧会』を開催しました。 その目玉となったのが、ウメ子でした。 まだゾウは当時の国内でも珍しく、 飼育経験者もいなかったことから、 上野動物園の中島与平さんが一緒に来園したそうです。 およそ50日間に渡って行われた博覧会には、 ウメ子見たさにおよそ10数万人の人が訪れたと言われています。 この城址公園にはかつて、 ライオン、クマ、アシカ、 色々な種類の鳥、 小動物などもいましたが、 今は象のウメ子とニホンザルしかいません。 江戸時代の雰囲気を甦らせようと 整備が進められている 『史跡小田原城跡本丸・二の丸整備基本構想』を受けて、 史跡にふさわしくない施設を 整理していくという方針が打ち出され、 動物舎の撤去が余儀なくされたからです。 ウメ子を引き取り、 残りの余生を自然の中で過ごさせてあげたい、 という申し入れもあったそうですが、 小田原市側は住み慣れた場所を移す事は 良くないと判断したようです。 ウメ子はどう思っているのかな? ウメ子が他界したとき、 動物園は閉園になり、 半世紀以上の歴史に終止符を打ちます。 ちょっと複雑な気持ちです。 今月25日まで、 ウメ子の還暦を祝うイベントが 開催されております。 明日(20日)2時からは バースデーケーキ(パンをベースにフルーツをのっけ盛り)の 贈呈があるそうです。 お近くのにお住まいの方、 お時間の許す方、 是非、ウメ子に会いに行ってあげて下さいね。 ウメ子が幸せでいて欲しい そう願うばかりです。 最後はバックスタイルで失礼♪ 追記 ウメ子のバースデーケーキ (毎日新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.23 00:14:12
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