やわらかな陽射しの中で

あなたは最近、
人以外の命の「気配」を感じていますか？
吹く風に　ざわめく木々に、
波打つ水面に、夜道の曲がり角に・・・

私たちのご先祖様は類まれなる想像力で、
烏天狗・河童・雪女・座敷童など
数々の「まほろばのこだま」を生み出してきました。

私たちの遺伝子にもしっかり書き込まれているはずの
「まほろばのこだま」。
忙しい毎日にすっかり記憶の片隅に
押しやられていませんか。

子供たちはどうでしょう？
子供にも人以外の命の「気配」を
大人より敏感に感じ取る能力が
備わっているはずなのに・・・



9月に息子と
『まほろばのこだま』という
人形劇を観に行きます。


今日はその劇団である
『かわせみ座』の代表、
山本由也さんのお話を
伺ってまいりました。





山本さんが作り上げる人形は
すべてがオリジナルで、
一体の人形を舞台に登場させるまで
半年から一年以上の
時間を費やしているそうです。
人形に対する想いが
切々と伝わってくるお話でした。





『まほろばのこだま』については
かわせみ座のHPをご覧になってください。


今日は、「まほろばのこだま」には
登場しないのですが、
別の作品のバーンというお人形を
操って見せてくれました。
なめらかで、細やかな動きには
びっくりしました。
人形の精密さもさることながら、
操作の技術も卓越しているのでしょうね。





山本さんは、多分とてもシャイで、
お話も得意ではない方なのだと思いますが、
人を惹き付ける魅力をお持ちです♪
時々照れたり、ボケたりするところが
たまらなく素敵でした。

また9月に、作品と共に
お会いするのが楽しみです。