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*[雑記]
日本での日記を書きたくて、でも時間が足りなくて・・・と過ごしていたら、どんどん日々の事が書けなくなってきたので、とりあえずスキップ。そのうち松江・鳥取旅行のことや、再渡米のことも追い追い。 先週木曜日の帰ミシガン以来、とりあえず、仕事の方の新学期がスタートし、その後は寝不足と戦いながら、日本での資料集めの成果(?!)を報告したり、新学期の準備をしたり、プロジェクトの続きを急いだりとバタバタ。その合い間にちゃっかりイチローの試合を見に行ったり、アテネの女子マラソンをビデオ観戦したりもしていた。しかも時差ぼけが解消できず、ついに一昨夜は貫徹してしまい、昨日は一日頑張って起きていて夜ぐっすり眠り、今日はようやく、ウトウトすることなく全開の一日を過ごした。 28日まで滞在しているルームメイトのお母さんが作ってくださる激ウマ韓国朝食をしっかりよばれた後、キャンパス、花屋、貸し倉庫を駆け巡ってから昼食を食べに帰宅。その後今度は資料とPCを抱えて図書館へ。 キャンパス内はすっかり新学年前モードで、来週の秋学期開始に向け、キャンパス内の学生寮の前は入寮する学生を荷物と共に送ってきた家族のクルマが列をなしているし、キャンパスのあちらこちらにキャンパス地図を見ながら歩くニューカマーらしき学生が歩いている。 8月末にはカレッジフットボールのシーズンも始まるので、キャンパス内のグランドのひとつでは楽隊がマスゲームの行進を始めているし、7万人収容のフットボールスタジアムは拡張工事の完成を急ぐ傍ら、大音量で場内放送のテストをしていた。 でも、図書館はなぜかまだお休みモード。今日までは6時に閉まるというので追い出される。まわりの席にいた人と、『どこのキャンパス図書館が6時に閉まるっていうのよ』と毒づきながら図書館を出た足で、教科書屋へ。 相変わらず高いテキスト代。今学期は特科の2クラスと、スペイン語を履るが、スペイン語の教材パックが一番高かった。しかも、大学時代と違って、学期が終わった後に教科書を売りたくならないから、非常に高くついている。これに加えてファイルにノートに・・・と新学期グッズを加えると数百ドルがとんでいく。 教科書屋さんを出る時に、外が真っ暗になっていて、出口のところで学生が二人、『トルネードが来てるって』『えー?!』と話していた。そういえば・・・と急いで歩きながら思い返した。昨日、今日は今年の冷夏のミシガンにしては異常なほど生暖かく、しかも湿気が多かった。空は、ねずみ色の雲がモクモクと急速に形をつくりながら西南から東北へ向かって川のようになっている。西の端のほうでは稲光も見える。明らかに普通のにわか雨とは違う雰囲気。大急ぎでクルマを出して家へ向かう。途中でトルネードや豪雨に出くわすのが最も面倒だ。 すごい色の雲を時々見上げながらキャンパスに沿ってクルマを走らせていたら、聞き覚えのあるサイレンがキャンパスの中央から耳をつんざいてきた。マジかよぉ。もうちょっと待ってくれい。と同時にカーラジオから突然緊急信号のピィーッと耳障りな音がしたかと思うと、National Weather Serviceの警報速報に変わった。あ~ぁ。不発ではなく、マジらしい。 約3分後に家にたどりつく。ルームメイトとお母さんは外出中。とりあえずTVをつけるとネットワークはすべて気象速報になっていた。3年前の通りである。当時、寮でスイートメイトだったDinaの、トルネードの対処法を知らなかった私をたしなめるマジ声を思い出しながら、家中の窓をとりあえず閉めて歩く。この家ではこれ以上どうしようもない。 10分後にものすごい雨が降り始めたが、10分くらいで終わった。その後は少し空模様も落ち着き、どうやらトルネードは発生せずに今回は過んだようだった。警報も西から順に解除され、TVの特別放送も終わった。やれやれ。大事にならなくてまずは良かったよ。 日本が地震対処のノウハウに長けているように、ミシガンもトルネード警報時のノウハウにはえらく長けている。これでも全米でのトルネード発生率は50州の中でも半分くらいだったと記憶している。グレートプレーリーあたりの、トルネード多発地帯の人は大変だろうな・・・と窓を開け放ちながら思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
August 26, 2004 02:40:49 PM
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