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*[泣きの涙のアカデミック]
今日から新学期。新しいアカデミックイヤーの開始でもある。 キャンパス中が学生で溢れかえっていて、2週間前までとはまるで違う場所のよう。 今学期は専門のPublic Relationsは修士論文だけで、特科のInternational Development関連のクラスを2つを履る。今学期で特科のカリキュラムも終了予定だ。その他に、スペイン語を始めることになっていた。 ヨーロッパの事情はよく知らないけれど、アメリカの大学の語学教育は実践的な教育でいいな、と思う。語学を何年か履っている学生は、しゃべれるようになってるし。 7月のうちにスペイン語科のクラスコーディネーターにコンタクトをとって、どのクラスを履ればいいかと相談したら、『卒業までに2学期しかないなら、秋学期に150、春学期に250を履りなさい』とアドバイスされていた。 私は大学時代もスペイン語は勉強していないし、フォーマルにスペイン語を学んだことはない。101クラス(一番初歩のクラス)が適当だと思ったのに、150と言えば101と102クラスを合わせた、普通のカリキュラムなら2学期間かけてやることを1学期間でやろうというクラスである。ダイジョウブかいな、と思ったが、コーディネーターにそう言われたのに勝手に101に登録ももはやできない。で、150に登録したのだが・・・ 語学はたいてい週に5日間、毎日1時間ずつ授業がある。私のとるクラスも月から金まで毎日ある。少々緊張しながら教室に行ってみたら、いかにも学部生らしいアメリカ人学生達がズラーッと座っていた。白人と、黒人と・・・アジア人は私だけ。先生はスペイン人だそうで、元気よくエネルギッシュに授業をする人のようだ。 最初のコースイントロは英語で進む。英語を通じて他の言語を学ぶという過程は初体験だが、うむ、先生の英語もまぁ聞き取れるし、これならなんとかなりそうかも、と思った途端、先生が『さぁ、ここからはスペイン語だけよ』と言ったかと思うと、説明をスペイン語にスイッチ。ひ、ひぇ~(@_@;) そ、そりゃ無理だよ。いくらなんでも。多少は準備もしてあったけど、いきなり聞き取れるわけないじゃん。マジかよぉ・・・・ そもそもこのクラスを履っている連中は、高校時代にスペイン語を1年とか2年とか学んでいた経験のある学生が標準なのだ。しかも彼らはまだ大学生だから、スペイン語を勉強していたのは半年前とか1年前とか、まだまだ記憶に新しいというわけ。みんななんとか自分の名前は生まれた場所くらいは“話せる”ようになっているし、中には相当しゃべれる奴も混じっている様子。 先生が板書をすれば、なんとか読める程度にはなっているのだが、それとて自習でやってきたことだから怪しいもの。目を回しながら、授業終了後先生と話しをした。コーディネーターに相談したこと、そうしたら150をとるように言われたのだけど、このレベルはちょっと無理かも・・・と早口で説明する私に、しかし先生は落ち着いたもので、『まぁ、ここで2週間頑張ってみなさいよ。キャッチアップは大変かもしれないけど、あなた言語を学ぶのは2つ目でしょ?頑張ればきっとダイジョウブよ。2週間やってそれでもまだuncomfortableなら、101に移ればいいじゃない』と、さすがラテン人、なんとも前向き。結局150に残ってみることになった。 進度が早いのだから、そもそも宿題の量も多いわけである。その上、とにかくキャッチアップしていかなければいけないから、結局、明日の授業に出るために計8時間を費やして準備するハメになった。最初のうちだけではあるハズだが、それにしてもえらいことになっちゃった。続けられるんだろうか、とまだ疑念は残るが、とりあえずプロの指図には従って、2週間頑張ってみよう、と我ながら健気に気持ちを励ましたりして。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 1, 2004 11:13:42 AM
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