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カテゴリ:泣きの涙のアカデミック
11時半からのスペイン語のクラスまでに、夕方のクラスの宿題をバタバタ片付ける。図を書いたら手間取った。スペイン語のクラスにたどりつき、先生にライティングの添削を返してもらいながら、『前置詞の一覧表みたいなのない?』と頼みとも愚痴ともつかない話をする。英語でも四苦八苦している前置詞、スペイン語もまたゾロ同じこと。ヒジョーに苦しめられている。 スペイン語のクラスの後、1時にと約束してあったN氏のオフィスへPCのセットアップをお手伝いしに伺う。が、予想通り私などではたいしてお役に立てず。再挑戦。 2時前にN氏のオフィスを辞して一旦倉庫まで往復してから、オハイオから一泊二日でミーティング出席のため戻ってこられたT女史と落ち合う。4時からクラスなのであまり時間がなくて残念だったが、いつも精力的なT女史にお目にかかってこちらまで元気になった気分。私もがんばらなくっちゃなぁ。 夕方のクラスはInternational Development。今日のグループワークはフィリピン人のFとペルー人のCと私の女3人。いつも使っている教室が外壁工事の影響でとてもクラスができるような状態ではなかったので、臨時の広い応接ルームのようなところで授業。小さな丸テーブルに陣取っていた私達3人は、休み時間もしゃべりこんでいたから、グループワークもその調子でお互いにベラベラ。こと女のテンションに関しては、概してあまり文化格差が少ないかも、と思ってみたりする。 今日のお題とは別に、クラスのインド人とアメリカ人のチームが、WTOロールプレイングゲームを組み上げてきて説明した。11月2日のクラスのテーマに即したもの。クラスを3つのグループに分け、1)主にアフリカ、アジアからなる農業国チーム、2)アメリカ、西ヨーロッパ、日本からなる工業国チーム、3)農作業機械、種などのロビイストチームに分かれ、他にWTO事務長役を設定して模擬交渉をやろうというもの。インド人がメインになって組み上げたものらしいが・・・スゴイ。アメリカ人学生がインド人学生を指して『He is the main architect of this game..』 と説明していたが、私の日本人英語感覚には重々しいその単語も(architectと言われると、自動的に漢字二文字で“建築”と訳しちゃうので)、納得してしまう勢い。 どこのチームのどういう役回りがやりたいか、紙が回ってきて希望を書かなければいけなかったが、あえて今回は日本チームのスタッフを希望してみた。こういったアクティビティでは、他の国を研究してみる良い機会なので、たとえ日本があっても大抵の場合はとらないようにしているのだが、今回は日本のしんどい立場を、わずかながらでも模擬体験してみたいと思った。開発を学び始めてから、WTO協議がいかに噛み合わない議論になりえるかをつくづく感じている。このロールプレイングゲームの本番は11月2日のクラスで、『奇しくも大統領選挙の日だ』という声がクラスでも出ていたが、K教授が指摘するようにアメリカはWTOへ300人もの代表団を送り込んでいるとか。(日本の代表団数は恥ずかしながら知らないんですが。)先生のポイントは、発展途上国や、後進国とカテゴライズされる国に同じ事ができるのか、ということ。最初から交渉になどなっていない。でも、先進国政府にも国内産業が控えている。着地点を見つけるのは容易なことではないわけだ。 正直なところ、これ以上プロジェクトや課題、調べ物を増やしてくれるな~というのもあるのだが、多国籍なこのクラスでやる11月2日のロールプレイング、楽しみではある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 13, 2004 01:45:38 PM
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