|
カテゴリ:泣きの涙のアカデミック
辛いと思わないように気を張って準備したプレゼン。ほとんど覚えるほどくり返して練習していたのに、かえってそれがアダになり、前の人とのつなぎでアドリブをいれた最初でひっかかってしまって、頭が真っ白に。一度こうなると、なかなかちゃんとした英語が出てこなくなり、何度も言い直して、でもまともな文章にならないメロメロの英語をしゃべる事態に陥る。そうなると、手に台本を持っているのにそれすら落ち着いて追えない。最悪。プレゼンの思わず最後に詫びのコメントを入れたほど。おどけも入れて笑いもとり、雰囲気はマシになったが、ここ数回ではワースト中のワーストだった。 しかも、優しいクラスメート達が声をかけてくれたり、慰めてくれて、その心遣いには感激なのだが、情けなくて情けなくて、目の前が真っ暗になる気分だった。仲良しのTは、『まぁ、とにかく終わったんだから、気にしなさんな。ちゃんと最後までやり終えたんだからさ』と言ってくれるのだが、最後までやり終えたのは、みんなが忍耐強かったから我慢してくれただけである。成長がない。 〆切が重なって寝てなかったし、ヘビーにめげているし、すぐに部屋に帰ってベッドへ倒れこみたい気分だったが、かねてからの約束があって、PR学科の同級生達と夕食を食べに行く。フランス人、中国人、アメリカ人、そして日本人の私。同じクラスをとっていた昨秋以降、それぞれ働いたり、インターンをしたりしてきたのだが、クラスで学んだ理想のPRと実社会のギャップの話で盛り上がる。 しゃべりながら、彼女達と一緒にクラスをとっている時は今よりももっともっとしゃべれなかったし、聞こえなかったことを思い出したが、気は晴れなかった。彼女達とのおしゃべりとピザの夕食は、とても楽しかったのだけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[泣きの涙のアカデミック] カテゴリの最新記事
|