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カテゴリ:Public Relations
スペイン語の先生に、週に2回、クラスとは別に会話のセッションをしてもらっている。期末試験に会話試験があるから、ということもあるが、クラスでなかなかスラスラとスペイン語の出ない、特に私のような生徒を慮っての先生の配慮でもある。 実は学部生の時の専門がPublic Relations、特に政治に特化したPolitical CommunicationだったというB先生。その後政治のほうがおもしろくなって修士は政治でとったそうなのだが、PRについて基本的な話があうし、政治・社会系の話題に強い人なので、話していても何かとおもしろい。ただし、そんな混みいった話は、スペイン語では私が到底ついていけないから、突如英語にスイッチし、またスペイン語に戻り、ということをくり返す。 今日のセッションでは、スペインの首都マドリッドとバルセロナの話になった。内陸にあるマドリッドは、観光も大事な産業なので、観光客をひっぱてきたいのだが、スペイン全土で「マドリッドで何をしたいか」という調査をしたら、レアルマドリード以外のモノ・場所・アクティビティにはほとんど認知がなかったのだそうだ。 一方バルセロナには腕のいい広告代理店があるそうで、効果的に広告を流し、マドリッドよりも観光都市としてのイメージを形成しているのだそうだ。マドリッド出身のB先生の分析では、マドリッドはこれまで何もしなくても人が来るから、広告をしなくちゃという感覚がなかったんだということだった。今マドリッドは、躍起になってプロモーションをやっているらしい。 いやぁ、ありがちな話だ。ちなみに、広告も、やりゃぁいいってもんじゃない、とは思うのだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 12, 2004 01:12:40 PM
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