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January 13, 2005
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土曜日の勤め先まで、忘れ物をとりに往復した。勤め先は高速をクルマで走って片道約1時間弱のところにある。忘れ物がなんと生徒の宿題で、どうしても次の出勤日、土曜日までに採点しておく必要があったからだ。提出させた宿題を忘れてくるなんて、時差ぼけていたにしてもタイガイである。

とはいえ、べらぼうに忙しかった先学期なら、週日に勤め先へ行くなど絶対にできない芸当だったが、その点今学期は時間の自由がきくだけラク。やりかけの作業があったから、本当なら明日、金曜日に行こうと思ったのだが、天気予報をチェックしたら夕方から雪になるとの予報で、明日は雪ですっぽりという感じだったので、急遽往復することにしたのだ。

雪国ミシガンだが、幹線道路や高速は大量に塩が撒かれるので、走行路面に雪があることはまれ。なので、冬だというのに、スタッドレスタイヤもチェーンもなく、たいていのクルマは普通タイヤのまま走っている。あんなに塩を撒いて、絶対環境に悪影響があると思うのだが、自分達がチェーンをつけたりして雪が降る環境に適合するのではなく、降った雪を人工的に溶かして自分達のスタイルは変えない、というあたりがとってもアメリカ的だと思ったりしてみる。

というわけで、雪道運転の訓練も一応うけてはいるし、まぁ、少々の雪なら運転してキャンパスに登校もするし、買い物にも行くのだが、今日こんなに慎重になったのは、昨日すぐ近くの高速道路で、クルマ計200台が玉突き事故を起こして大騒ぎだったからだ。

昨日の午後はこの冬のさなかに急に妙に生暖かくなり、それまでに積もっていた雪が蒸発して濃霧になった。勉強しながら部屋の窓から外を眺める限りは、「あら、幻想的でステキ」なんて思っていたのだが、遅いランチを食べに帰ってきたルームメイトが、「もう、ちょっと先も全然見えなくて怖いよ」と言っていた。「気をつけないとねぇ」と話していたのだが、その濃霧の中、高速道路の最初は東行きのレーンで114台が玉突き、間をおかずに反対車線でも80台から100台のクルマが玉突き事故を起こしたのだ。昨夜はローカルTV局はくり返し家族の連絡先や警察の問い合わせ先などを流しつづけて、大騒ぎだった。

その事故のことが頭にあったので、いつもより慎重になったのだ。帰り道はもう本格的に降り始め、積もり始めていた。ビュンビュン飛ばしていくクルマを横目に、最低速度でのんびり運転して帰ってきた。すでに塩撒きトラックも出ていたが、それでも路面はシャーベット状態でかなりスリッピ-。よくも、あんなに飛ばせるもんである。

夕方のローカルニュースはもちろん昨日の事故の続報を流していたのだが、あきれたのは、ローカルTV局の取材班が、昨日たまたま撮影した映像。濃霧の中、パトカーの後にくっついて現場に向かう取材カメラ車の隣の車線を、乗用車が追い抜いていく。濃霧の中スピードを出しているドライバーの女性は携帯電話で話をしているだけでなく、ライトをつけずに走っている。そして次の瞬間、彼女のクルマは前方の玉突き事故で停車していた車の列の最後尾に追突したのだ。キャスターもかなり批判的で「これです。濃霧の中、スピードを出して、携帯電話で話していて、しかもノーライトです。こうした行動がこれほどの事故の原因のひとつです」と何度もくり返していた。

キャスターのくどい説明を聞きながら、個人的には「もっと言ってやれー」と思った。大阪出身の私としては、大阪より運転のマナーの荒さにおいて勝る土地はないと思っていたのだが、ここはそんなレベルではない。アメリカの他の州で運転したことがあまりないので他所のことはどうか知らないが、ここで運転していると、「ウィンカー出せ」「こっちをちゃんと見て確認しろー」「後ろ見てバックしてくれ」などなど、“気配り、思いやりの運転”とは対極にあるんじゃないかと思うこともしばしば。いやぁ、これも文化の違いだとつくづく思います。





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最終更新日  January 14, 2005 09:04:23 AM
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