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カテゴリ:似文化異文化奇文化
昨夜遅くまで読んでいたのが祟って、目が覚めたら8時半!バタバタとパッキングしながら、天候をチェック。地図もダブルチェックし、クルマのコンディションはトリプルチェックして11時前に出発。郵便局とN氏のオフィスへ寄ってから、高速へ乗って一路Ohio州へ。Ohio在住の友人が明日手術をうけることになっているので、その付き添いと家事手伝いにいくのだ。 一口に中西部(Midwest)と言ったってべらぼうに広いので、私などMichigan以外には西隣のIllinois州Chicagoにしか到達したことがない。Michiganの南に広がるOhioに足を踏み入れるのは今回が初めてである。彼女の住むSpringfield, Ohioまでの所要時間は約4時間半。30分ほど東へ向かって走った後は、ひたすら高速を南下する。天気予報どおり、先週末の雪嵐と寒波はすっかり止んで、走行路面上の雪はすっかりなくなっている。気温も今日は随分高く、最高気温は0℃近くまで上がるとか。バッチリである。 長時間ドライブは苦にならないほうで、運転するのはどちらかと言えば好きでもある。走りながら風景を眺めるのも好きだし、歌いながら走るのも普段にないストレス発散で好きなことのひとつ。ちなみに今日は懐メロな曲ばかり、「異邦人」「La La La love song」「Ya Ya Ya」といった脈絡のないセレクションで歌いまくったりして。クルマの中でラジオを聴いているのも好きで、National Public Radioを聞いているのは部屋ではなくほとんどクルマの中である。そして、高速道路を運転しながら考えがまとまっていない案件を考えていると、いいアイディアや切り口が浮かぶことが少なくない。 今日も、まだ曇天の空を眺めながら、ミシガンとオハイオの州境にさしかかるあたりの真っすぐな高速道路を走っていたら、ふと、ここ2週間ほど考え続けていた修士論文の一部分に関する切り口を思いついた。おぉ!これでいけるじゃん。やっぱり机の前にかじりついてるだけじゃいかんのねぇ、などと自己満足しながら、オハイオ州境を越える。 オハイオに入った途端、高速道路の法定速度が70マイル/hから65マイル/hになった。へぇ~、そうなんだぁ。やっぱり州によって違うのかと納得。出発してから約2時間のあたりで、Ohio州のInformation Centerが出てきたので、休憩がてら寄ってみることにする。友人達の証言によるとここには確か・・・ハ、ハ、ハ、あったぞ、あった。 オハイオは全ての中心らしい(爆) I-75とI-70のジャンクションがものすごい工事で、出口のサインがちゃんと出てこない。あーっと思ったら通り過ぎてしまった。仕方がないのでその次の出口で降りて反対車線に乗り換えたら、私の前のクルマも後ろのクルマも同じ行動をとっている。みんなわからなかったのね。 友人の住むSpringfieldに入ってからがまたちょっと苦労。なんせあまりに順調に走ってきちゃって、市街地図を眺めて憶える間がなかったから、高速を降りたところでロスト。しかも夕方の帰宅時間にさしかかり、交通量も増えてて、後ろからあおられちゃったりして、トホホ。スーパーの駐車場で一旦クルマを停めてやっと現在地確認。よぉし、わかった。というわけで、その後10分で友人宅へ到着。素敵なアパートである。元気そうなお顔を見て、まずは安心。 お茶をいただいてからお買い物へ。明日病院へ着て行くスェットパンツやら、手術後の“離乳食”なんかを買って帰宅。深夜0時までは食べてもいいということだったので、ミシガンから買ってきた生麺うどんで軽めの夕食に。 その後、手術後だと笑いすぎてはいけないから、ということで、ミシガンから持ってきた「マツケンサンバ」のビデオを鑑賞。私同様、かなり時代劇に詳しい女史だけに、「マツケンサンバ」の衝撃は強かったようで、笑うどころか呆然と、言葉もなく画面に見入っていらしておかしかった。 0時には就寝。明日は忙しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
February 3, 2005 01:14:35 PM
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