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March 2, 2005
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ケーブルチャンネルのTurner Classic Movies (TCM)の3月の特集のテーマは「Product Placement in the Movies」だそうな。The New York TimesのADコラムニスト・Stuart Elliottが紹介している。

Product Placement(日本語表記ではプロダクト・プレースメントかプレイスメントのどちらかのようです)は、映画やTV番組の中にいろんな形で商品を登場させることで商品広告を行う手法。
(OO7トリビアじゃないんだけどさ-Product and Issue Placement / 2004年4月19日の日記でもProduct PlacementとIssue Placementについて書いてました、そういえば)

これは決して新しい手法というわけではなく、手法として鮮烈にインパクトを残し、その後Madison Avenue*とハリウッドの間のProduct Placementビジネスを本格化させたのは、1982年のE.T.だとか。
*ニューヨークのマジソン・アベニュー。広告会社が軒を連ねていることから、広告業界の代名詞


ではここで問題。商品は何だったでしょう?
1、ETをのせて空を飛んだ自転車
2、エリオットが着ていたジャンバー
3、E.T.が好んだチョコレートキャンディ



答えは、3。Hershey’sのReece’s Pieces Candyは、このビッグヒット映画のおかげで売上げを伸ばした。製品のホームページでも「REESE’S PIECES candy makes its big screen debut as E.T.’s favorite candy in the movie E.T. THE EXTRA-TERRESTRIAL.」と紹介している。」

この「Product Placement in the Movies」特集の中では、どのように映画の登場人物にある商品が関連付けられ広告をしていくのか、に注目するのだそうだ。

Stuart Elliottは、この写真に、「"The Seven Year Itch," with Marilyn Monroe and Tom Ewell in 1955, had a scene with Bell potato chips. One specialist today wonders, "With Marilyn holding the product, who's really looking at the chips?"」とキャプションをつけている。

商品と映画のストーリーを関連付けるのも簡単ではなかっただろう。

特集で紹介される映画のひとつ『Scarface(暗黒街の顔役)』(1938年)では、映画のプロデューサーが映画に登場する葉巻をどこのものにするのかオークションをやって、Owl Cigarsが$250,000でその「出演権」を競り落とした。でも、Owl葉巻は確かに映画の中で登場したのだけど、そこには他社の葉巻も出てきたとか(爆。今じゃ考えられない)。『You’ll Never get Rich』(1941年)ではフレッド・アステラがChesterfield Cigaretteをお気に入りの煙草としていつも吸っているのだが、それはChesterfield Cigaretteが映画の広告スポンサーだったからだ。コカ・コーラ社などはこの手法に長い歴史があって、1933年の『Dinner at Eight(晩餐八時)』以来、自社のソフトドリンクを映画の中やポスターで広告してきているということだ。『Father of the Bride (花嫁の父)』(1950年)もそのひとつ。スペンサー。トレーシーが娘の婚約パーティでゲストにコカ・コーラ社のソフトドリンクをすすめる、という具合。

でも、先ほども書いたようにこの広告手法が本格的になるのは1980年代以降。その後の映画はもうあの手この手。

007なんかもふんだんにこの広告手法がちりばめられている。トム・ハンクスとメグ・ライアンの『You’ve got mail』なんかは、AOLとマッキントッシュと大型ディスカウント書店大手Barns & Noblesとスターバックス・コーヒーのプロモーション映画みたいなもの。TV番組も同様で、ドラマやなんかで、商品ロゴや商品名がバッチリ写ったり、筋に絡んだりしたら、よっぽど特殊な事情やストーリーにかかせないアイテムというものでない限り、Product Placementだと考えるのが妥当。

例:http://www.med.sc.edu:1081/prodplacement.htm でProduct Placementの例が写真で紹介されています。

日本でも同様の手法が使われているのだろうけど、私が知っているのは逆のエピソードだけ。アニメ『エヴァンゲリオン』の中で主要人物のひとりが愛飲していたのが金色の缶に入った「YEBICHU」というビールだったのだが、番組のスポンサーに某ビール会社がついていたためクレームがついて、確か特にロゴのないビール缶に変わっていたように思う。日本では最近、どうなっているのだろうか。チラチラネットを見ていると、「PR手法」ということになっているのが“?”なのだが。





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最終更新日  March 3, 2005 11:19:34 AM
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