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April 11, 2005
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4月11日 月曜日


打てば響かないオツムの私は、開発のクラスのTerm paperで停滞していた。追加資料を加えて書き直すだけならなんてことなかったのだけど、掴みきれていないコンセプトがあってひっかかってしまったのだ。

一人で延々と考えても仕方がないし、こういう時には教授に聞くしかない。先週金曜日以来、教授とやりとりしたメール8通。こういう時、オフィスアワーがあれば訪ねていって、直接いろいろ話ができて、たいていはそれで疑問も解決できるのだけど、なんせオンラインクラスの教授は現在アリゾナにいらっしゃる。

クラスメートの多くはもうほとんど完成のようなペーパーをポストしているのだけど、私は最初半分のドラフトをとりあえずポストして、スタック。根本的な事にひっかかっているのはわかってるので、とにかくなる早で“何がわかってないのか”を解明して先へ進まねばならない。

私がひっかかっていたのは、analysisパート。もともとの発端は、descriptionパートを書きながら、どうしても内容がanalysisと混じるので、どう分けるべきなのか質問したのが最初。その件については指示をもらって前進したのだが、どうにもすっきりしない。これまでの経験上、このすっきりしなさ加減は、1)何か根本的に勘違いしている、2)大事なことを見落としている、3)論理がねじれている、のどれかだから、大いなる危険信号。なので、Analysisパートを書き始める前に内容のメモを教授に送って、方向性がこれでいいのか相談したのだ。

そしたら教授からの返事は、
「私は、このクラスでの取り組みで、ピックアップしたプロジェクトに関するjudgmentを求めているわけではないのです。やってほしいことはAnalysisです。」

ドッキリ。

これまで、analysisを苦手だと思ったことはなかったし、仕事でもアカデミックでもやって違うと言われたこともなかった。だが、今回はどうやら、あきらかに踏み違えているらしい。JudgmentとAnalysisの違い。言葉じゃわかるし、意味もわかってるつもりだったけど、“つもり”にしか過ぎなかったようだ。う~ん・・・

正直に「どうやら根本的に思い込んでしまっていて、まだイマイチよくわかってないようです。」と返事をしたら、

「私の考えでは、judgmentとは何かを評価することです。それは、何が良いか悪いか決めることであり、それは、それが好きか嫌いか(の判断)である可能性もあります。このクラスでのペーパーに限らず実社会でも、良いjudgmentは可能かもしれない、その前に、まずanalyzeできていれば。(中略)
なぜ私がこの取り組みをTerm paperでやるかというと、私は現実世界であまりにも多くの開発プロジェクトが、案件を最初にdescribeできず、analyzeもできない人々によって評価し、判断されてきたと思うからです。明確になりましたか?」

目を通して、もう一回読み直して、思わず「It’s clear to me now.」と声に出してしまった。

やっぱり、わかってるつもりで、わかってなかった。教授のjudgmentの解釈は私も賛同するものだし、決して目新しいものではない。それでありながら自分の思考の中ではいつのまにかdescription、analysis、judgment、evaluationがぐちゃぐちゃになってしまっていたのだ。そりゃ、すっきりしなかったわけである。しかも、無意識のうちにケースのjudgmentにジャンプしてしまっていたことが、なんとも情けない。

この教授が書かれたクラスのテキストの中で
『アカデミックの人間は、何が間違っていたのかを探しがちだし、現場の人間は何がうまく行きそうかを考えるものだ。』
(Chambers, Robert. (1993). Challenging the Professions-Frontiers for Rural Development. London, Intermediate Technology Publication.)
という引用が紹介されている。思い出して読み返してみたが、耳が痛い。

でも、ここでわかって良かった思うことにしよう(苦笑)。
そして、この教授の下でこのクラスを履修して本当に良かったと思った。





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最終更新日  April 12, 2005 03:58:13 PM
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