|
テーマ:本日の1冊(3696)
カテゴリ:読書
オデッサの階段(フジTV木曜夜11時放送)に、荒俣宏さんが出てました
荒俣宏...博物学者、図像学研究家、小説家、収集家、神秘学者、妖怪評論家、翻訳家、タレント(Wikipediaより)。
帝都物語(日本SF対象)の作者だったんですね!...シラナカッタ... これ以降、嶋田久作さんを、普通の人間と思えなくなってしまった...ゴメンナサイ
中学時代、『世界恐怖小説全集』の翻訳家の平井呈一に弟子入りし、 日本より、外国のほうがお化けが面白いといわれ英語を勉強したとか... (それがのちの翻訳家としての基礎に...)
SEとして一般企業(マルハニチロ)に勤務経験もあるとか... ワタシ、理系の頭で小説を書かれたら、ノックアウトなんです~ (東野圭吾さんも、そうですね)
その後退職して、平凡社に寝泊まりして編集したのが 世界大博物図鑑(1~4巻、別巻1、2)
本が大好きで、奥様によると、今でも日に10冊ペースで蔵書が増えているとか... 国会図書館にしかないような、高価希少な本も、持ってるかも、と そのあたりが、博物図鑑の編集に生きているんですね~
意外なのが、漫画家志望だったということ!(それも少女マンガ) 萩尾望都さんばりの幻想的な作品を『漫画と人生』に収録していると...
『風水先生 地相占術の驚異』では、日本での風水ブームの先駆けになったとか...
翻訳活動においては、団精二というペンネームで活動、 初期には、ヒロイック・ファンタジー(魔法が働き、近代科学や技術がまだ発見 されていない空想世界を舞台にした戦いや冒険の物語)中心に翻訳し、 「魔道」、「魔道士」といった造語を生んだそう... 現在のゲームの主流ともいえるRPG、ヒロイックファンタジーから来てる? ここでもまた、ブームの先駆け... ハヤカワ文庫の『英雄コナン』シリーズね♪ 【中古】 征服王コナン英雄コナン・シリーズ / ロバート・E・ハワード
最近では、奥様とヨーロッパをレンタカーでめぐる様子をTVで見て、 博学ぶり、語学堪能ぶりに驚いたのですが、
経歴を知ると、当然と言えば当然でしたね~
ご自身の非常に幅広い興味の対象をことごとく形にしていらっしゃる感じで、 ぷりんとしても興味の尽きない荒俣宏さんでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書] カテゴリの最新記事
|