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意識不明。 なぜそうなってしまったのか 医者にも原因はわからないままではありましたが 母の意識がわずかに戻ってきたのです。 その一週間で点滴の管も減りました。 声をかければ目がうっすら開く程度から 名前を呼んで「分かる?分かる?」の問いかけにうなずくようになり はっきり聞き取れないけれど 声を発しているような様子。 人工呼吸器が取れた時は言葉を話したがっていました。 看護士に教えられてから一日何度も「今日は何月何日?何曜日?」 の問いかけにつたない言葉で答えている。 それでも意味の分からない事ばかり話しては いつの間にか眠ってしまう それを無理に起して良いものか…?その繰り返し。 戸惑いはそれはそれは多くありました。 こんな状態が回復に向かっているように見えて 胸をなでおろしていても 医師の説明が『決して本来の病状が良くなっている訳でなく 悪くなるのを抑えられているだけだ。』という事になると がっくり肩を落とす毎日でした。 そんな時だったけど、何かあった後じゃ遅いのかと 親戚に連絡し来てもらう事に…。 親戚付き合いが全くと言っていいほどなかった私達姉妹は(特に私は) 今回の母の事で色々勉強させてもらったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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