子ザル飼育日記

サル山は今週末、また雪です。
今、ちらほらと振り出しましたよ。

大人になった自分を痛感してます。
プレです。こんにちは。

雪なんかもう、イヤでイヤでたまりませんよ。
ワンシーズン一回こっきりにしていただきたい。
洗濯物が一番多い土曜に降るとは何事ですか。
体育着とか給食当番とかアレとかコレとか。
降るなら乾燥機もってこい。（←誰に言ってるのかは不明）

 

        
 

では、本文です。

飼育係は、元々あまり「おやつ」の習慣がありませんでした。
言い換えると「お菓子」を食べる習慣ですね。

育った環境の中で「おやつ」があったのは本当に小さい頃の話で
それも「パンに耳を揚げて砂糖をまぶす」程度で最高潮。
「きゅうりに味噌をつける」
「サツマイモをふかす」
「とうもろこしを茹でる」
「じゃがバター」
なんかが定番でしたが、それだって「おやつ食べていいの？！」と
夢見心地になったものです。

ジュースやゼリー、アイスなんかは
病気になったときだけ食べられるもの。
みかんの缶詰は夢のよう。
黄桃の缶詰はまさに「贅沢」でした。

いつ生まれたの？って突っ込んじゃいけませんよ。
それだけはダメ。
飼育係は一生　２８歳　ですから。


そんな飼育係なので、元々子ザルたちに対しても
「おやつを用意する」ってことはありませんでした。
特にお菓子は皆無。
ベビのときはもちろん副食として用意しましたけどね。
でも、小学生になったら用意しなかったんです。

しかし、最近はそうもいきません。
子ザルたちの食うこと食うこと。
特に太郎と次郎はよそのおうちと比べても
異常に食うよく食べる方に入るらしいんですね。

それでどんどん太っちゃうなら健康的に問題ですが
子ザルたちは揃いも揃って「痩せ型」です。

お腹に何か別な生き物がいるのではないか？
飼育係も疑うほど痩せ型です。
園でも疑われたことがあります。（ｵｲ）

なので、最近はおやつを用意するようになりました。（前置きが長い）

おやつといってもいわゆる「スナック菓子」なんかはいやなので
パンとかドーナッツだったり果物なんかが多いんですが
たまに手作りもします。

夕べもふと思いついてパウンドケーキを焼きました。



今回はドライフルーツを大量に入れました。
マンゴー、イチジク、プラム、ナツメをチョイス。
ちょっと焼き色が甘めかな？とも思いましたが
まぁ、夜中に焼いたのでこの辺で放置。

朝になって初めに見つけた太郎は喜んでくれましたよー。
「ケーキだ！おやつに食べていい！？」

フッフッフ。いいともさ。

三郎はウキウキでしたよー。
「僕、朝御飯これにしゅる！」

それは却下。

次郎は･･･アレ？なんだか不満顔です。
次郎、コレ、好きじゃない？

「。。。僕のがないじゃん」

え？なんで？

「。。。なんで一個しかないのっ！僕のがないじゃんっ」


えーと。
うーんと。
ちょっと待ってね？








次郎君、次郎君？

つまり、恵方巻き？とか？


これを？
（うっかり切ってしまった。ちなみに型は１８ｃｍ也）


あぁ、それは確かに

夢のようだよね

デコレーションケーキホール食いとか
レデーボーデン５００ml一人食いとか
まぁ、飼育係も子供の頃に憧れましたよ。

しかし、コレが一人分と思ったことはない。

しかも、怒ってるし。

「切って食べるんだよー」と説明したところ
多少思うところはあったようですが
「僕、一人で丸ごとかと思った。そっか、切るんだ･･･」と
ブツブツとつぶやいてました。
おやつの時間はもうすぐなので
今日は２切れづつ食べようかな　(*￣m￣*）ププッ

　　　　　　　　　

↑贅沢は敵だ！贅肉は飼育係の腹だ！！
　かわいそうに思ったら押してくれ！！