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カテゴリ:三郎
今朝未明、三郎が大声で
「ごちそうさまでした!」と叫び、続けて 「あぁ、おいしかった」と笑ったのを見て抱きしめたプレです。 こんにちは。 あぁ、可愛い。ホント可愛い。何食べたのかな~? 聞いちゃいけないんだけど、ちょっと聞いちゃおうかな? 「サブ、何食べたの?」 「でっかいの。でっかい石」 石か・・・。そうか。そうなんだ。 では本文です。 ここ最近、三郎の仕事が非常に遅くなりました。 彼の朝のお仕事は 「ゴミ捨て」 「新聞の回収」 です。 ゴミ捨て場は家のまん前。 ちょちょいと捨ててそのまま新聞を持ってくる。 それだけなのになのに、なかなか戻ってこない・・・。 前にすっころんで泣いていたことがあったので ちょっと心配になってドアを開けると 玄関脇の植木をポカーンと見上げる三郎の姿がありました。 心配したのと朝の慌しさの中 飼育係は少しイライラしてしまって 「どうしたの?早く行ってきて!」と強く言ってしまった飼育係。。 そしたら三郎はニコニコ教えてくれました。 「ママー、葉っぱがきれいだよ~」 彼は朝日の中の新緑に見とれていたのです。 小さな小さな新芽たち。 春を告げるにはまだまだ小さくて よ~く目を凝らさないと気が付けない。 「早く」なんて言うんじゃなかった。 瑞々しく、清々しい若葉に気がつき、 目を奪われるなんて我が子ザルながらいい感性。 まるっきり、彼自身も若葉のようだ。 そんな我が子ザルに「早く!」って・・・(lll゚□゚)ガーン そしたら、不意に思い出しました。 実家の前のお宅も男の子三人でした。 私が小さい頃よく遊んでくれたお姉さんがお母さんになって そのまま同居をしていて 三兄弟は毎日家の前で全裸になっていたり、 それは楽しそうにキャイキャイ遊んでいました。 太郎くらいの頃、私は彼らとよく遊んびました。 末っ子なもので、年下の兄弟が欲しかったの。 ある日、夕方6時頃になり「また明日ね」と別れると ポーチで立ち止まった末っ子のAちゃんが 「ママー、ちょっときて~ 夕焼けが金色だよ~♪」と。 見ると本当に見事な夕焼けで、私も見とれていた。 すると、ママになったお向かいのお姉さんは 「いいから早く家に入りなさい!!」と 家の中から顔を出すこともなく怒鳴ったのです。。。 しょんぼりと家にはいるAちゃんを見ながら 「こういうお母さんにはなるまい」と、思ったのに・・・ 6時といえば夕飯やらお風呂の支度で主婦は非常に慌しい。 それは今朝の私と同じこと。 でも、ほんのちょっと顔を出せば、話を聞けば 我が子の顔も金色に輝いているのが見れたのだ。 それは二度とない瞬間。 なのに私もやってしまった。。。 凄く後悔しました。 でも、玄関を開けたおかげで三郎の清々しい感性に触れられたし お向かいのお姉さんのことがあったから 「そうだね。赤ちゃんの葉っぱだね♪」と、返すことが出来た。 三郎は、新緑にも負けない瑞々しい笑顔を見せてくれて 雅に話し、二人でとても幸せな気持ちになれた。 子育てって、一瞬も気が抜けない。 でも、それはひょっとしたら 自分が幸せな気持ちになるチャンスを 逃さない為なのかもしれません。 宝物はいつだって日常の中にある。 見つけるか見逃すか。それは自分次第。 幸せになれるかどうかって、きっと自分次第なんだ。 いつも「ポチッと」ありがとうございます!励みになります!! ↑三郎の瑞々しさをお肌に取り入れたい人、この指止まれ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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