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カテゴリ:次郎
春休みが始まったというのに
早速早起きしてお弁当を二つ作ったプレです。 おはようございます。 あ、奥様?今日の日記はタオル用意なさったほうがよろしくてよ。 しかも特大。バスタオルどころかタオルケットでもいいかも。 さ、用意はイイ? では、本文です。 子ザル達は元々、ばぁば(私の母)とある約束をしていました。 それは「ドラえもんの映画を一緒に見に行く」と言うもの。 特に次郎は非常に楽しみにしていたこの約束。 本当ならば、26日に見に行くはずだったんです。 ところが。 25日の夕方、遊びから帰ってきた太郎が 「映画は今日の夜じゃダメかなあ」と言い出しました。 彼は友達と子供だけで公園へ遊びに行く予定があったんですよ。 そこは公園といっても野原と山と小川があるだけの自然公園。 「子供だけでチャリンコで」 「山の中で体を使った遊び」 「お弁当持って朝から夕方まで」 と言うちょっと冒険チックなその計画は 親としても非常にいいと思い許可していたんですが 他のメンバーの都合で「明日がイイ。」と急遽決まったそう。 つか、自分の都合もアピールしろよ。 実はもろもろの事情があってばぁばは夜は出られません。 だけど事情があるのなら日をずらすなり何なり 自分で映画メンバーに交渉してみたら? と伝えた飼育係。でも彼はそこで諦めたのですね。 元々弟たちも楽しみにしてたし、自分だって楽しみにしてたし 約束はドラえもんの方が先だし、急に明日って決まったし。 一応自分なりに納得はしているようで、でも 荒れる荒れる。 友達に断りの電話を入れ、不貞寝を始めた太郎。 自分で打開策を練らないのはちょっと引っかかるけど (↑これ、私に似てる) 彼自身の決断ならそれはそれで仕方がないこと。 人生に間々あることだもんね。 これも勉強よね。 しかし、そんな兄を見かねて次郎が動いた!!! 「にいたん、映画、他の日でもいいよ?」 じ、じ、じ、じろおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! なんてこと!!なんてことなの次郎!!あんた本当に私の子? 出来がよすぎるんじゃない?? と思ったら、太郎拒否。「別にいいよ」 太郎はこういうとこがある。長男だからなの? とにかく、はじめにへそが曲がると意地を張り通そうとする。 かたくなに「いい」と意地を張る。そしてあとで泣く。 私、実はこれがすっごく嫌い。 ああ、白状するさ。「嫌い」なの。 意地を張るなら張り通せ。 これ見よがしに目の前で不機嫌な顔をして ため息をついて 「みんなは明日行くのか・・・」 「楽しいだろうな・・・」 「行きたかったな・・・」 だから、「いいよ?」って次郎が言ってくれてるじゃねぇかっ!!と。 いつだってこっちが譲歩してるのに拒否して しかし不満タラタラな顔をする。 こういうとこ、雅にそっくり。 (↑定番の台詞だがほんと。マジでそうなのよ。 だから、こんな太郎を見て腹を立てる雅を見ると怒り倍増) でも、次郎の勇気に免じて、 その後も数回太郎にチャンスを与えました。 「せっかく次郎がこういってくれてるんだから ばぁばや友達に連絡してみたら?」と。 しかしそのたびに拒否。 だが、彼も今回は一応の成長を見せ夜までには何も言わなか ・・・・ったと思ったら。 まさかの就寝直前「次郎、明日やっぱり公園に行ってもイイ?」 あきれたよ。飼育係ははあきれましたよ。 ドンだけだよ、お前。いくら次郎だってもう「いや」って言うよ。 次郎「・・・いいよ。」 |||||||||凹(゚ロ゚;)(;゚ロ゚)(゚ロ゚;)(;゚ロ゚)凹|||||||||ええっ!? 大喜びの太郎はばぁばと友達に電話して 明日の準備(リュックとか)をいそいそとはじめました。 一方次郎は黙って二階のトイレへ。。。 太郎も三郎も寝支度を整えて布団へ行ったとき、 次郎はまだトイレにいました。 そっと階段を上ると、次郎の嗚咽が。 「にいたんばっかり・・・にいたんばっかり・・・」 ドアを開けたら、便器にしがみ付いて(オイ)泣く次郎がいました。 「僕だって、明日、A君と映画館で会おうねって言ってたんだっ」 いつも一緒に遊ぶA君も 明日の同じ時間の上映にお母さんと行く予定で 次郎と「あっちで会えたらいいね」って話をしてたそうです。 でも、寂しそうなにいたんを見て「僕だったら両方行きたいな」って 「映画はまた行けるけど、 にいたんの里山は(友達とは)明日しか行けないんだな。」って そう考えて、次郎は我慢したのです。 目の前で泣いたらにいたんは嫌な気分だろうなって思って 一人トイレで嗚咽をこらえてた次郎。 じ、じ、じ、じろおおおおおおおおおおおおおおお!! どっちが兄だかわかんねぇなっ!!オイッ!!!(to太郎) はじめは私の手を振りほどいていた次郎だけど、 膝に無理やり抱いたらしがみ付いて泣いていました。 放漫で垂れた胸に顔をうずめて 「マドンナたちのララバイ」が脳内に流れる母に 便器の代わりにしがみ付いて泣いていました。 その後、太郎と三郎が寝静まってから二人でリビングに戻り いちゃいちゃしたりTVを見たりお絵かきしたりして過ごした。 「明日、次郎にもお弁当作るから、他のお友達と基地で食べたら?」 そう提案したら、ようやく笑顔になってくれて。 今朝、次郎は6時には自力で起きて弁当箱の用意など いそいそと手伝ってくれました。 もちろん、太郎は爆睡。 だから、どっちが兄貴なんだよ(to太郎) 太郎はルンルンで出かけ 次郎の計画への誘いに対して友達は皆 「午前なら遊べる。」「午後なら大丈夫」という返事。 つまり、一緒に弁当を食べてくれる人物はいなくって。 でも、次郎は家でニコニコと弁当を食べ 「ママ、おいしいよ」と笑ってくれました。 持って生まれたものや、環境などの二次的な要素があるのもわかる。 切り替えが早いゆえ それが欠点にもつながってるのは一億も承知。(←承知しすぎ) でも、今回はマジで次郎君の圧勝。 次郎、便器にしがみ付く、あの震える背中にお母さんは惚れたよ。 あの時の君は、確かに『男』だったよ。 いつも「ポチッと」ありがとうございます!励みになります!! ↑男前な次郎に! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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