子ザル飼育日記

夕飯にムサカを作ろうと心に決め、
一緒に食べるのはガーリックトースト。
でも、ガーリック買い置きがないのに気付いて
でもでも、雨が降ってて買い物に行きたくなくて
今から悶絶しているプレです。
おはようございます。

行けって？ウン。そうだよね。
わかってるの。わかってるけど行きたくないの。

　　　　　　　　　

では、本文です。
５月も半ばに差し掛かって、暑いほどの日もチラホラ。
木々は新緑が鮮やかで、外へ出るのが楽しい季節ですね♪

なんだか飼育係らしからぬ文体ですが
これも本音ですから。（←言わなきゃいいのに）

で、サル山の「自分のことは自分で」をテーマにした庭も
植物の皆さんの懸命な努力で（生存をかけた戦いとも言う）
続々と芽吹いてきまして、にわかに賑わって参りました。
その中でも飼育係お気に入りの一つがクレマチスです。

　


切花にして飾ってみました。

真っ白で八重咲きのクレマチスは最近お店でも見かけますが
私が出会った二年前はお店にも一鉢しかなくって
もう一目惚れで興奮しまくりで連れて帰ったのです。
今は庭に地植えにし、オベリスク一杯に成長してくれました。

何もしてないのに。（←自分で頑張らないと枯れるので）

こうやって生のお花を部屋に飾ると
サル山と言えどもちょっと落ち着いた感じになります。
ちょっと前まではいつ倒されるかわかったものじゃなかったので
とてもじゃないけど花なんて飾れませんでした。
最近になって、ようやく花を飾れる程度まで
子ザルの調教が進んだので、何とか花も飾れて嬉しい限りなのですが
食事のときは皿が置ききれなくなるのでテーブルの端に動かします。
ところが、そこに物言いがつきました。

太郎が懸命に戻すんです。
「倒したら困るでしょ！」と飼育係が言いましたら
太郎の答えにぐっと来ました。

「だって、花がある家庭っていいじゃん。僕だって
　癒されたいんだよ。」

　　　　　　　　　

君がそんなにお疲れとは知らなかった。
君がそんなに家庭に安らぎを求めていたとも知らなかった。
どうぞ、花を愛でて存分に癒されてくれたまえ。

って、食事中花なんか見る暇ないくせにー。
人の皿と自分の皿を見比べルのに忙しいくせにー。

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