子ザル飼育日記

夏休みも残すところあと１０日あまり。
盛下がる子供とは対照的に盛り上がりつつあるプレです。
おはようございます。

やっほう♪新学期！！
やっほう♪給食！！


では、本文です。


サル山に限ったことではないかとも思いますが

多頭飼兄弟がいる動物園家庭では

兄弟喧嘩や親の叱責というものは

えてして日常茶飯事、まさしく茶やご飯と同じくらいの頻度で

ジャンジャンバラバラ起こるものではないかと思います。


少なくとも、サル山ではそうです。


で、特に兄弟喧嘩などの場合は勝てばなんてことないどころか

多少の爽快感すら覚えちゃったりするようですが

負けるとこれがもう地獄。

悔しくて悔しくて悔しくて、これがもし夏の甲子園だったら

砂をバケツ一杯持って帰りたいくらい悔しい。らしい。

特に、サル山で一番の負けず嫌いは次郎君で

彼はとにかく負けるのが嫌い。攻められるのが嫌い。


どれ位嫌いかといえば、算数の問題で

【２１－９＝１０】って書いちゃって、訂正されると

「ンガー！！」ってなるくらい。

ヾ(- -; おいおい

１００％自分が間違っている。とわかっていても我慢ならない。

間違っている自分を他人に知られることが我慢できない。


じゃぁ、間違えるなよ。。。○＿＿(ーｏー)ハァー


でもって当然のコトながら、こんな理由での「んがー！！」を

飼育係が許すわけがありません。

兄弟喧嘩には介入しませんが、負けたからといって

他の人や物に八つ当たりするのももちろん同じ。

まぁ、多少のことなら見て見ぬフリもしてあげますが

度を越した場合には「ちょっと待ったあ！！」と

タカさーんチェーーック！！（Ｒ３０指定）張りに

鋭いチェックが入ります。


それでは次郎君、屈辱の上塗り。


以前はそのことに気がつかなくって

叱られたり負けたりするたびに

「んがー！！」で

「ムッキー！！」で

「フングォー！！」だったんですが

さすがにそろそろ気がついたらしく、新たな方法を編み出しました。

それはずばり呪い。


叱られたり喧嘩で負けた次郎君は

１人こっそりその場を離れます。

そして、廊下やトイレなど人気のないところへ移動して


呪いの呪文をささやく。


「兄ちゃんのバカ兄ちゃんのバカ兄ちゃんのバカ兄ちゃんのバカ･･･」

「ママなんか許さないママなんか許さないママなんか許さない・・・」


それは小さな小さな声なので耳を澄ませないと気が尽きませんが

暗闇から上目遣いに三白眼でヒソヒソとつぶやく姿は

正直、かなり怖いです。

かなり呪われそうです。



まあ、今のところ飼育係以外は雅しか知りませんし

その雅も飼育係の話を聞いただけで、実際目にしたことがないので

今のところ「ツチノコ」みたいな存在として認知されてます。


サル山の「呪術師」は、いつごろまでいらっしゃるのか

それは神のみぞ知る･･･。



↓ランキングがどうなっちゃうか。それはあなたのみが知る･･･。
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