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テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:三郎
最近、サル山では「昔話」が流行ってます。
桃太郎とか親指姫とか、そういったものではなくって もっとリアルな昔話。 例えば太郎の昔話。 「昔、兄ちゃんが5歳の頃は、 まだポケモンにはポッチャマはいなかったんだよ。」 たかだか6年前ですが。 例えば次郎の昔話。 「昔、ちい兄ちゃんが5歳のときはね、 お給食にメロンが出たんだよ」 1年前ですが。つか、今も出ますが。 メロンも桃も梨もブドウも出ますが。 そう、昔話の相手は三郎。 おポンチな兄二匹は、三郎相手にちょっと自慢げに自身の 「昔のおもひで」を語り継いでいるわけです。 当然、飼育係にとってはついこの間のことな訳だ。 でも、太郎の6年前といえば人生の半分以上を遡り 次郎の1年前などはまだまだ人生に思い出の少ない身の中では 十二分に貴重なものな「思い出」ということになるんでしょうね。 時間の流れって不思議。 でも飼育係にも覚えがあって、自分が10歳のときに 「今は10年前のことは覚えてないけど、 20歳になったら今のことを思い出すんだなあ。」 などと考えたりしてました。 そうこうしているうちに 10年前どころか15年前だって20年前だって記憶があっちゃう。 飼育係の5年前はついこの間ですが、 三郎にとっては生まれてもいない時代の話。 私の人生の半分は15年。(細かいこと言うなよ) 太郎の5年の3倍。次郎の3年の5倍。三郎の・・・ 当たり前なんだけど、面白~い!! と、思いつつも三匹の話すのをそばで聞いてたら、 三郎(もうすぐ5歳)がおもむろに言い出しました。 「昔、ボクが6歳の赤ちゃんのときね、 次郎はお腹が痛い~って泣いたんだよ。 だからね、お給食あげたんだ~」 三男坊は負けず嫌い。 時間のゆがみっぷりも素晴らしい。 つか、彼には時間はまだ存在しないわけです。 時間なんて、人が意識しなければ ただただ過ぎて行くばかりで特に数えられることもなく、 区切られることもなく、でも確かに常にあるものなんですよね。 面白い!非常に面白い!!そして可愛い!!!(←バカ親) 今日も三郎は時間を自在に縫いながら昔話をしてくれる。 いつまで時空を超えた昔話が聞けるのか、 楽しみな飼育係なのです。 ↓永遠の28歳も時を越えているとかいないとか。 いつも「ポチッと」ありがとうございます!励みになります!! ワンクリックでもれなく順位と飼育係のテンションが上がります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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