子ザル飼育日記

夫の夏休みがすっ飛んだプレです。
こんばんは。

イヤ、何ですか。急にね、急に
｢夏休み無しになったから｣って。
ありがたいことですけど
この平成大不況に忙しいなんてありがたいんですけど
でもねぇ。体が心配ですよ。ﾊｲ｡


では、本文です。


近頃サル山では湯船よりシャワーが主になっておりまして。

まあね、夏ですし　暑いですからね。

ささっと汗を流してプッハーっ！って

ああ、気持ちいい。みたいなね。

ただ、シャワーですと

子ザルみんなと入ると言うわけにも行きませんので

飼育係は三郎と一緒だったり

三郎も、シャワーならば一人でも入れるので

ラッキーだと一人だったりね、ウン。

でもまあ、やっぱり心配なことも多いので

そんな三郎君と比較的一緒に入ってくれる次郎君には

非常に感謝しているんです。

で、先日のこと。


三郎と次郎がシャワーしているときに

飼育係はタオルを仕舞う為に

洗面所にいたんです。


シャワーの水音と一緒に聞こえてくる二匹の声は

非常に楽しそうで幸せそうで

まあ、この日はたまたまでいつもは喧嘩してるんですけど

でもね、ウン。飼育係もほんわかした気分になりまして。


で、シャワーが止まって、体を拭く二匹の気配がして

ドンドンドンドンッ！って大きな音が。


次｢何でケンケンするの？｣

三｢こうすると、お耳に入ったお水が出るんだよ｣


なるほど。

シャワーを頭からかぶって、耳にお湯が入ったと。

まあ、多分入ってないんでしょうけど

儀式としてね。うん。園で習ったのかな？

｢こうやるんだぜ｣みたいな感じなんでしょうかね。

たとえて言うならばこれは下克上。

兄にシャワーの極意を伝授。とでも言うように

ちょっと誇らしげな三郎の声。

それに対する次郎君のお返事は





｢耳のミミズが出るの?」




有り得ないだろ。

何で普通に聞き返すねん。

せめて驚け。

いや、次郎君だと有り得ちゃうかも･･･。

イヤ過ぎる。


ちなみに、それに対する三郎の返事は


「ミミズも出るかも。｣



出るのか？




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