子ザル飼育日記

もうそろそろ息絶えそうなプレです。
こんにちは。

「あと一日。あと一日だ。」
そんな全国津々浦々の主婦の皆様の声が
聞こえるとか聞こえないとか。


そんなわけで、飼育係も頑張ってます。

シルバーウィーク初日は雅が居ませんでしたし

太郎も友達と遊んだほうがイイと言うので

次郎と三郎のわからんチン頓珍漢コンビを連れて

えっちらおっちらサイクリングに行きまして

３年前は次郎と後部座席に乗せてスイスイ上がれた坂道を

今回当時の次郎より体重の軽い三郎を乗せて登れずに

自転車を降りて押しちゃったのは心の傷なので触れないでください。

年齢のせいとか言わない。

疲れてるから。多分それは、疲れてるから。


そんなこんなで必死こいてたどり着いたところは

里山と森と小川と田んぼののどかな風景。

早速イナゴを追いかける次郎と三郎をよそに

一人静かにシートを敷いて横になり

うとうとする飼育係の頬を優しくなでる秋の風。


いいねえ。いい感じだねえ。


すると、どこからとも無く現れたおじいさんが

ご趣味なのかしら。ハーモニカの練習を始められましたよ。

｢赤とんぼ｣「里の秋｣｢ふるさと｣

どの曲も多少たどたどしいながら　それもまたいい味となり

秋野で念風景と相まって

それはそれは、これはもう極楽極楽眠くなる。

うとうとし始めちゃった飼育係の耳に

優しく響くハーモニカと、稲穂の風に揺れる音と

遠く聞こえる子ザルの声。


｢いなごーっ！！ぶっとばーっすっっっっ！！」


イナゴぶっ飛ばしてどうする。


｢ママー、イナゴ食べるー？｣

食べません。

「どんな味にするのー？｣

食べませんって。

｢お腹すいたー｣

でもイナゴは食べないって。


ってなこと思ってたら　おじ様、気を利かせてくださったのか

選曲に変化が。


「昭和枯れススキ」



♪まぁずぅ～しさにぃ～負けたぁ～～～♪



秋って物悲しいですよね。(違）



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