子ザル飼育日記

夜中になると食欲５割り増しのプレです。
おはようございます。

あれ、何ででしょうね。
何で夜中てお腹がすくんでしょう。
しかも日頃は胃もたれするジャンク系や
脂っこいものや甘いものを欲するんでしょう。
ほんっと、毎晩が戦い。自分との。


では、本文です。


先日、飼育係は非常にやさぐれまして。

いえね、ちょっとばかし。

日中、介護やら家事やら雑務やらで

ちょっとばかし慌しくって、さすがに久々に疲労困憊。

とか思ってたのに夕方になってまた出なくちゃいけなくて

ああ、もう、夕飯どうしよう！子ザルたちに悪いことしちゃったな～。って

あせりつつ思いつつ大急ぎで家についたら

やるべきことを何一つせずに遊びほうけてる

子ザルたちがいたわけです。


暗くなってるのにカーテンすらも閉めずに

取り込んだ洗濯物を入れたかごにぶつかりでもしたのか

倒してしまったのはいいけど散らばった洗濯物を踏みつけ

わんこの散歩も行かず、宿題もせず、戸締りもせず

玄関には靴が散乱し、脱いだ裏返しの靴下が転がり

ブロックと怪獣とプリントと鉛筆の間に座って

本当に何一つとしてやっていない子ザルたちが

リビングでゲームをしながらお出迎え。

で、「お帰り」の後に続いた言葉が「ご飯まだ？」


「…まーだだよ。」


地の底から響いてきたかのような低い声で

能面のような顔をして返事をしましたよ。


もちろん慌てる子ザルたち、雲の子を散らすように二階へ避難。

ああ、逃げるがいいよ。この恐ろしい状況から逃げるがいいよ。

で、まあね。食事が出来るまでに宿題が終わればいいかな。

なーんて思ってたんですけどね。

出来たよーって呼んでも降りてこない。

「あれ？」ってんで二階へ行ったら　三匹で遊んでた。



なのでね、鼻血もしくは脳みそが出てきちゃうんじゃない？

ってほど　もう辛抱たまらん程に腹が立ちましてね。

次に悲しくなりましてね。


何で何回言ってもわからないんだろう。

何でこんなに毎日怒ってばかりなんだろう。

こんな毎日はイヤだ。子ザルだってイヤなはず。

どうしよう、どうすればいい？もういっそ


お母さん、
やめちゃおうかな。


こんなママなら、いないほうがいいんじゃない？

そうしたらどれほど好きなことをしたって怒られないし

君たちも楽しい毎日になるんじゃない？


親として言ってはいけない言葉だけれど

もうどうにもやさぐれちゃって

つい、言ってしまったんです。


そうしたら三郎が「ダメー！」って。

「ママはおうちにいなくちゃヤダー！」って。

「ママが怒ってくれないと、僕、僕・・・



ちゃんとした大人になれないじゃん！」


なんかね、「ちゃんとした大人」ってのにものっすごく萌えました。

ウン。ありがとうね。

ママも「ちゃんと」します。


で、三郎の思う「ちゃんとした大人」とは

サッカーが上手なんだそうです。


どうしましょう。

一生ちゃんとした大人にはなれそうもありません。



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