子ザル飼育日記

昨夜未明にお風呂でおぼれたプレです。こんにちは。

いやぁ、皆さん！お風呂で眠ると危険が危ないよ！！
ガウォブウォグウォボウォグウェッフォってなるよ！
気をつけてね！！（←お前が気をつけろ）


では、本文です。


育児の上で幾度となく出てくるキーワード。

それは「約束」

おもちゃを出したら片付ける。

お友達には優しくする。

好き嫌いをしない。

「これはしてはいけないよ」「これは必ずしようね」

一つ一つ順を追って教え、身につけさせてゆく。

育児とはまさに「約束」の連続だと飼育係は思うんです。

親・兄弟祖父母などの家族との約束から始まって

園、学校、友達、職場、社会。

すべての場所にそれぞれの約束が発生し

それを守れないものは信頼を失い、輪に入れなくなることもある。

「法律」だって「約束」のですものね。


子供にとって、未来の環境への基盤となる家庭において

人となりの礎となる子育てにおいて

「約束」は比重に重要なキーワード。サル山でも非常に重要視しています。


先日、次郎君の机の周りにお菓子のカスとゴミが散乱してましてね。

飼育係と子ザルとの約束では「お菓子はキッチン・リビングでのみ食べる」

ってのがありますから　つまり、これは約束違反。

しかも次郎の場合は一度や二度ではなく

夕飯前のいわゆる「おやつの時間」ではないときでも

一人でこっそり持ち出して食べてたり兄弟の分まで食べちゃったり

まぁ、一言で言って「意地汚い」んですよ。

元々「お菓子は…」のこのルールは

「カスやゴミを片付けず不衛生だから」出来たもの。

鶏が先か卵が先か。本末転倒なことこの上ない。

根本がわかってないわけなんですよね。


子供ですし成長期ですし、おなかがすくのはわかるんですよ。

ついつい隠れて何かやらかしたり、バレバレの嘘をついたり

そんなの日常茶飯事であって当然だと思ってます。

思ってますけど、それと「許すかどうか」は別物です。

なのでね、地獄から声が響くわけですよ。


「約束、守れないんだね」


って。うん。するとほら　目の前には固まる次郎。カッチカチ。


「約束を守れない人を信用することはママにはできない。
　信用できない人との付き合い方は二つに一つ。
　一つ目はひたすら疑う。
　一つ一つの行動のすべてに目を光らせ、疑い、確認する。
　二つ目は放置。
　何をしようが関係ない。知らん顔でいる。
　次郎の場合はママと親子だから　
　一つ目の場合は学校以外はずっと家にいてもらう。
　手洗い・うがいに宿題・着替え。箸の上げ下ろしから何から
　そのすべてを監視する。
　二つ目の場合はママも腹をくくる。
　どこで何をしようがあなたの自由。一切何も約束はしない。
　但し、それによって次郎がだらしのない人になり
　友達に嫌われようが先生に怒られようが
　それは仕方ががないこと。痛い目にあって実感するがいい。
　
　親子だから、次郎がそんなだとママも軽蔑されるけど
　親だから仕方がない。ママも腹をくくるから。」（←ほぼ原文まま）


そうしましたら次郎君は「どっちもいやだー」って

まぁ当然ながら泣き出したんですけども

「イヤじゃなく、もう選択肢はこれしかない。」と告げましてね。

約束を破り続けたのは君だから

「もうしません」「ハイソウデスカ」とはいかないんだと。

そうしましたら次郎君は別室へ移動して　しばらーく泣いてまして

で、トボトボと戻ってきて


「僕を見張っててください」

って言ってました。涙声で。

萌えた。（←Ｓ母）


そんなわけで只今１割増し（少ない）でいい子の次郎君です。

が、おそらく三日もたないほうに一票の母です。

育児ってこの繰り返し。

太郎君も１０年はかかったなあ・・・（遠い目）




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