子ザル飼育日記

ようやくベーグルを食べたプレです。
こんにちは。

レタス・生ハム・ゆで卵の三つの織り成す美しい三重奏。
それを優しくしかししっかりと包み込むベーグルと、
その上にさり気無く寄り添う少し焦げたチーズ。
今日も食べます。（キッパリ）


では、本文です。


急激に冷え込んできたサル山地方。

子ザルたちも寒さに備えているかと思えば然に有らず。

朝以外はこちらがドン引きするほど薄着です。

君たちは寒ければ着る。という知恵はないのか。


仕方がないので肌着だけでも着るように指導しまして

無事三匹とも着るようになりました。

毎年こう。季節の変わり目のたびにこう。

そろそろやめたい。こんな毎日。


で、そんな寒いある朝のこと。

子ザルたちは毎朝、リビングまで着替えを持って起きて来ます。

寒いことは感じるようで、一番暖かいリビングで着替えるんですね。

朝の飼育係はざわざわと言いますか、なんだかんだと慌しいんですけど

子ザルたちはのんびりしたものですんで

時々「ほら！早く！」とか「もう１０分経ったよ！」とか

声をかけつつチラチラ見るんですけどね。

このときチラッと見た次郎君がどうもおかしい。

何か不自然。何か違和感。よくよく観察してみれば次郎君？

君が着ているその肌着のシャツは


パパのじゃね？


二の腕の位置にある肩のライン。太ももまである裾丈。

今流行のチュニックか？って聞きたい。

ワンピースなのか？ってお母さんは聞きたい。

着るとき気づこうよ。「あれ？大きいな？」って気が付こうよ。


で、それを見て笑い転げる太郎君をよく見ると

お前が着てるのは


三郎のだろ。


パッツンパツンの丈・身ごろ・袖。

どう見てもチビＴ。どう見てもおかしい。


「なんか小さいと思ったんだよね～。」って

気付け。頼むから。「間違ってるかも？」って思い当たれ。

「背が伸びたのかと思った！」じゃ、ない。

伸びない。一晩でそんなことにはならない。

ジャックの豆の木じゃないんだから。


確かにね、男ばかりのサル山ですから

肌着はみんな真っ白け。どれも同じように見えます。

三郎がたまにキャラクター者を着たりもしますけど

基本全員真っ白け。

脱衣所に持ち込んだときや飼育係が洗濯物を畳む時

間違えたのかもしれないけれど


自分のものを自分で着て。人のじゃなく自分のを着て。

飼育係の切なる想いです。



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