子ザル飼育日記

タイムマシンが欲しいプレです。おはようございます。

タイムマシンで年明け４日に飛んでいきたい。
クリスマスとか年末とか年越しとかお年賀とか
そのすべてを飛ばしてしまいたい。
ドンだけ嫌いなのか、私。


では、本文です。


昨日の事なんですけど

雅と次郎はちょっと遠出しまして

飼育係は三郎と近所であれこれ雑用をこなし

太郎は友達と遊んでいたんですね。

で、近所のことなので寒い中頑張ってママチャリで

三郎を乗せてゼーゼーハーハー言いながら

あちこちうろついていましたら

交差点の前で、太郎と友達を発見しまして。

あちらはこちらへ、そちらはこちらへ。

すれ違う親と子。触れ合う心。

友達もみんな、顔見知りの子ばかりですよ。

で、信号のこっちとあっちで目が合ったのに


誰も挨拶しないってどういうことだ、オイ。


イヤイヤイヤイヤイヤ。ひょっとしたら

すれ違うその瞬間に挨拶してくれるのかもしれませんよ。

って信号が変わって、交差点をお互い渡りはじめて

すれ違って渡り終って・・・挨拶が無い。

飼育係ですか？もちろんアレですよ。

優しくて素敵な菩薩のようなお母さんと評判の飼育係ですからね。

おもむろに振り返って輝く笑顔で


「オイ、君たち。
挨拶は？」


って聞きましたよ。

「あ、こんにちはー」ってね。みんな素直に挨拶してくれましたよ。


若干引きつった顔で

イヤまぁ、約一名だけでしたけどね。

一人の子は日頃あまりサル山には来てない子だったのでね。

いつも会ってる子は笑ってました。

笑うくらいなら始めっから挨拶しろって話なんですけど。



で、そのまま別れまして、飼育係は相変わらず三郎を連れてうろつきまして

帰ってきたら、サル山の前に複数の自転車が。



サル山のルールとしてですね、

「親のいないときに無断で友達を家に上げてるべからず」

ってのがあるんですよ。


・・・やったわね？

「ママー、兄ちゃんのこと怒るの？」って三郎も不安げです。


おふこうす。


外が寒かろうがなんだろうが約束は約束ですからね。

特別な何か。飼育係を納得させられる理由があれば別ですけど

そうじゃないのならもちろん飼育係は・・・


太「ごめんなさい。」

はやっ！！


ってな飼育係と太郎の遣り取りの隙に

友達たちはこっそり玄関を出て行くじゃありませんか！！！


飼育係ですか？もちろんアレですよ。

優しくて素敵な菩薩のようなお母さんと評判の飼育係ですからね。

おもむろに玄関へ走り出て輝く笑顔で


「人んちから帰るのに挨拶しないの？」


って聞きましたよ。

「お邪魔しましたー。」「さようならー。」ってね。

うん。



後から太郎に

「また今日も『お前んちのお母さんって怖いな』って言われた。

　友達に言うのはやめて欲しい」って言われましたけどね。

懇々と「なぜ母はこういった行動に出るのか」

「大人と子供の違い」など「大人でも子供でも守るべきもの」

「大人としてとるべき行動」などなどなど語って聞かせました。

だからね、太郎君。もう何回目かわからないけど、また宣言するよ？


今後何回同じような場面に遭おうとも

君のお母さんは同じことをしますよ。



当然です。



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