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カテゴリ:二胡ばなし
もぉ、なんちゅうか激動の一日でしたわー
タクシーはいつもより来るのが遅かったし、 2つしかない出発駅の電車のホームは間違うし 「あり? 特急ぽい電車が向かいのホームに・・・ま、まさか」 と、思ったらそのまさかで。おい。 検定曲の賽馬をひくまえに、ワタクシが人間賽馬よ~みたいな 現地では、さっそく緊張して 「はぁぁぁぁ~~~」 状態になるし。 あんまり落ち着きがないので、側にいた可愛い女性が 「そんなにタメ息ついてたら、息なくなっちゃいますよ~」と笑っていました 控室ではデカ音は出せないですけど、 ちっちゃい音で指ならしはできるよう許可されていました。 聞くともなく聞いていると、皆さん上手な方が多くて、 田舎から出てきたワタクシは 「世の中、うまい人がいっぱいいるもんだぁ~」と感心することしきりでした。 って、感心ばっかりしとる場合か。あっという間に順番がやってきました。 もう、行って弾くしかないじや~ん。金、かかってるし。 怒涛の三週間前検定対策ぱんだ個人レッスン+弓変え+検定料+交通費等で 5~6万円ぐらいかかってますがな。 ド緊張で、自分でもぎょっとするぐらい音がハズレましたが ここで止まったらおしまいだと思って 最後まで何とか演奏してツジツマを合わせ・・・ゼェゼェ・・・って感じでした。 んなことはさておき、お二人の審査員の先生、優しそう~(*^_^*) いい感じの人達だは。 上海音楽学院から来られた先生が、中国語で問題点を熱く語ってくださいましたが さっぱりわからないので通訳してもらいますた。 だいたい、こんなことでした。 緊張しましたねー 弓の使い方の幅が小さいです。もっと大きく。 (ぱんだ師匠からいっつも言われていることであった。ぱんだ、スマン) 例えば賽馬ですが、最後のほう押す、引く間違ってます~ ちゃんと法則がありますから、その通りに。 でもまあ、指はよく動いているから 練習すれば上手くなるでしょう。 おおーーっっ 練習すれば上手くなれるとですか?! うれしいですぅぅぅぅ!! ってまあ、誰でも練習すりゃあ上手くなると思うのですが 大御所に優しく言ってもらったら、はげみになりますな(笑) そして帰り道では地下鉄の電車を乗り間違え、 その辺にいた親切な人が案内してくれて、無事駅につきました。 お弁当とおみやげを買って、電車にのりこんでヤレヤレです。 電車が走り出してしばらくして、ふと気が付くと 「が、楽器がないぃぃぃ!!」 ワタクシ、いったいここまで何しに来たんでしょうねえ。ははは・・・ しばらく、茫然としたのですが とにかく祈りました。 「黒龍(ヘイロン)よ、もどってこれるものなら、またワタクシの元にもどってきておくれ」 なんだか大丈夫そうな気もするが、もし戻らないのであれば そういうことになっていたのだろうなあ~と思ったら落ち着きました。 家に帰ってから、二胡をどっかに忘れてきたことが家の者に判明すると、 「おおバカ~ いったい何しに行ったんや」と兄がコメントしました。 うむむ、一言も反論できませんわい・・・ 母はワタクシが電車で考えたことを だいたい理解してくれました。 そして火星人の父は、人のことなのでどうでもよさげでした(爆 思い返してみるに、駅のトイレの中に棚があって、 そこに大切に二胡ちゃんを置いたあげく、忘れてしまったようでした。 地下鉄とJRに電話をして、届いてないと知りましたが また明日にでも連絡があるかもしれないなーと希望をもちつつオフロに入りました。 それが、10時過ぎぐらいでしたか 駅から電話が入り、二胡が見つかったとの知らせ! もう、本当にうれしかったです。 そして、今回のことはいい経験だったですかも、としみじみ思いました。 駅の係の方も、すぐにお知らせしようと思ってくださったみたいで 有難いことこのうえなしでした。 翌々日、着払いで二胡がもどってきました。 うぅ・・・非常感謝。黒龍、おかえりんご~~~!! 二胡検定は、各地からいろんな方がみえてて ちょこっとお話ができたりして楽しかったですね。 くるみさんにも会えましたが、あいかわらずとてもオシャレで 緊張のきの字もしてないように見えましたですよ。 やっぱ、日ごろから鍛えている人は違いますな。 70人近くの人が受験した模様で、二胡人口も増えたもんだと思いました。 ざっと、ワタクシの二胡検定の模様はこんなところですが 結果はまだ、わかりましぇーん。 まあ、なるようになるわいね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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