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カテゴリ:今日は何の日? (13/08/05)
1877(明治10)年06月18日は、大森貝塚(おおもりかいづか)を発見・発掘したアメリカの動物学者、(エドワード.シルヴェスター.)モース博士が来日した日だそうです。 モース博士が1877年(明治10年)に横浜から新橋へ向かう途中の大森駅を過ぎてから直ぐの崖に貝殻が積み重なっているのを列車の窓から発見し、発掘調査を行いました。 この発掘は、日本の考古学・人類学の出発点といわれています。 1955年(昭和30年)03月24日に国の史跡(し‐せき)に指定されました。モース博士らの発掘した貝殻、土器、土偶、石斧(せき‐ふ)、石鏃(せき‐ぞく)、鹿・鯨の骨片(こっ‐ぺん)、人骨片(じんこつへん)などの出土品は東京大学に保管されており、1975年に全て国の「重要文化財」に指定されています。 余談ですが、(以前何だかで調べたのですが)稲荷山公園の中にも稲荷山公園古墳群(いなりやまこうえんこふんぐん)と言うものが存在するのをご存知でしょうか? この古墳群は、戦後の米軍ジョンソン基地(現・航空自衛隊入間基地)が当公園内に建設した将校用住宅を「1977年」に取り壊した際に古墳時代の直刀(ちょく‐とう)が発見され、市による調査の結果「古墳群」の存在が明らかになったそうです。参考まで!! ● 大森貝塚 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%A3%AE%E8%B2%9D%E5%A1%9A ・:*:・.・:*:・.・:*:・.・:*:・.・:*:・.・:*:・.・:*:・.・:*:・.・:*:・.・:*:・.・:*:・.・:*:・ ■ 備考 ● し‐せき【史跡/史蹟】・・・歴史上重要な事件や施設などのあった場所。 ● せき‐ふ【石斧】・・・斧(おの)の刃に用いた石器。打製と磨製とがある。日本では旧石器時代から弥生時代までみられる。いしおの。 ● せき‐ぞく【石鏃】・・・石で作った鏃(やじり)。日本では縄文時代には主として狩猟のために用い、弥生時代には武器としての矢にも使った。 ● こっ‐ぺん【骨片】・・・1 骨のかけら。2 海綿動物・腔腸(こうちょう)動物・ヒザラガイ類などの体内にある針状や棒状の微小骨。一種の内骨格。針骨。 ● ちょく‐とう【直刀】・・・刀身がまっすぐで反(そ)りのない刀。日本では、平安中期ごろまで用いられた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/06/18 03:01:15 AM
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