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カテゴリ:映画、演劇
今年のアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされていたときから
気になっていた。 単館での上映だったのでなかなか観に行く機会が なかったけれど、ちょうどタイミングよく観ることができた。 「トランスアメリカ」 あまり知っている人はいないかも? トランスジェンダー(性同一性障害)で女性になった男性が ひょんなとこからずっと会っていなかった実の息子と旅をする話。 この女性(?)を演じていた人はもちろん女性だが なんとも男性的。顔も男っぽところが残っているし、 しぐさも女性以上に女っぽいから余計にそれっぽい。 声も低いしねー。 でも、観ていくうちにすごく魅力的な女性になっていった。 息子はもちろん父親ということも、男性だということも知らない。 始めはうるさいおばさん、というくらいでしかなかったが だんだんと心が通じ合っていく。 そのあたりの微妙な感情も丁寧に描かれていた気がする。 決して“ありえねー”とは思わない。 とても味のあるいい映画でした。 息子役の男の子も人気出そうな風貌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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