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今日、幼稚園の振興の集いというのに参加してきました。
土屋秀宇さん(千葉県の小中学校の校長を勤め定年退職後、長年の経験によ り「言葉の大切さ」を感じ講演などの活動をしている)の講演を聞いてきま した。 うつくしい言葉からは、うつくしい心が育つ やさしい言葉からは、やさしい心が育つ 乱暴な言葉からは、乱暴な心が育つ 小学生ぐらいまでに、言葉の栄養をたくさん与えて強い根を育てないと 「人生の綺麗な花」を咲かすことはできないと 「花」を咲かせられるのか?と危ぶまれる子が、増えているように思えて こういう講演を始めたということでした。 不良少年少女は、自分の気持ちを表す言葉を知らない不器用な子 中学の校長のとき 学校には来ない、家出の常習犯で非行少女そのもののA子 ある日から、新任の土屋校長先生の校長室に遊びに来るように(教室には行かない) 中三の進路を決めるとき、A子は職業体験で老人ホームへ 担当になったおばあさんの ほどけていた靴ひもを結んであげたとき おばあさんの「ありがとうね」の言葉に号泣したA子 「15年生きてきて、はじめて ありがとうと言われた」「こんな自分にも 人の役にたてることができる」と その後、A子は介護の学校へ行き 介護の仕事についた。 校長室に遊びにきていた頃の A子の帰り際の言葉は「私なんて生まれてこ なければ良かったんだよね」だった、その言葉を聞くたび「一人の大人とし て胸がしめつかれる思い」を味わったと。 子供達のアンケートで、親に言われた うれしかった言葉は?で 一番は「ありがとう」だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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