漢字
土屋先生のお話の中で自閉症の子の話がありましたそれは、小学校の校長だったときのこと「自閉症ということは分かっているが普通クラスに」というご両親の希望により、「左回りのしんちゃん」が入学なぜ?左回りのしんちゃんかというと教室に入らず、ぶつぶつ言いながら一日中廊下をずーと左まわりに歩き続けているから人と目線を合わすこともできない「しんちゃん」に先生は、時間をかけて近づいて行ったそうですやがて、授業中は校長室で 大好きな電車の絵を書くように毎日毎日、寸分も違わない同じ電車の絵なんだそうです3年生のとき、先生がその電車に「東京」「特急」という字を書いてあげたところ、とても喜んで次から電車に「東京」「特急」という字を書くようにならばと、しんちゃんの好きなもの、興味あるものの漢字カードを20枚?つくり教える夏休みの宿題をだしたところ(お母さんは、しんちゃんの好きな納豆からスタート→醤油→葱・・・と、どんどん覚えていく しんちゃんに お母さんはうれしくて止まらなくなったそうで)新学期、しんちゃんは倍以上の漢字を覚えてきたそうですしかも「覚えた漢字かいてくれる?」の先生の言葉に「いいよ」と しんちゃんの返事が(@@)涙・涙だったと(TT)学ぶ楽しさを知った しんちゃんの成長はすごく目を合わせることも話すこともできなかったのにたちまち教室にはいり、授業をうけれるように自閉症だったなんてわからないほど、回復?し普通に中学、高校と進み、就職し働いているとのこと。先生曰く、学び始めは、ひらがなからが普通になっているが子供は、漢字かなまじりのほうが分かりやすく、好きだと。漢字は絵であり、意味があるものひらがなは音としてとらえるもの漢字の時は 後頭部の脳が働く(絵や図形をとらえる部分)ひらがなの時は 側頭部の脳が働く(音楽や英語をとらえる部分)子供に ひらがなだけの本を与えると つまらなそうな顔に・・・ひらがなが簡単というのは 間違い漢字かなまじりのやさしいのです。との事自閉症のリハビリに漢字を使うのは「漢字は絵」だから自閉症の子は特に絵が好きで、とても有効漢字のほんの一部をみせるだけで、なんという字か当てられるようになるそうです。