韓国釜山の悪妻日記

悪妻には３人妹がいる。

一人は旦那の妹くっきー。

一人は本当の妹。

一人は本当の弟の嫁。


くっきーについては、先日の日記から
どんな人間なのか大体お分かりいただけると思うが、
家事は一切出来ない代わりに、キャリアウーマンとしては素晴らしい。

彼女はこの韓国において、年収一億wonを稼ぎ出すスーパーウーマンである。
現在もデッカイ最新型BMWを乗り回し、ブランド品を身につけ
コンビニ時給2500wonでセコセコ働いてる現地人とは全く違う人種である。

大学卒業後、１０年間英語教師時代もハゴォンのカリスマ講師だったので
（morningの意味は知らなくても）
日本で独身時代のあっしとも、はれる月給であった。

毎年ソルに悪妻も、めちゃくちゃ愚痴を書いてはいるし
クッキーのシオモニ（義母）が、クッキーに１８（シッパル）←意味知らない方がいいよ
っちゅう携帯メールを送ったことがあっても
その分一応、周りも大目に見ていることを今日は補足しておく。


そして本物の妹。

独身で、くっきーと同じくキャリアウーマン街道まっしぐら。
某住宅メーカーのコーディネイターである。
しょっちゅう社内で表彰されては、バカほど働く症候群。

悪妻とは見た目も全然違うタイプの好き嫌いのはっきり言える女。
多趣味でおしゃれで、海好きの犬バカ。

クッキーと違うのは、姉のあっしが言うのもなんだけど、妹は料理もうまい（苦笑）
現在男はいらない宣言の親不孝者であるが、まだかろうじて２０代やし
一緒に気軽に酒が飲める間柄である。


もう一人の義妹である弟の嫁は、偶然にも悪妻と同じ名前である。
そして、彼女こそ悪妻が見る限り、理想の嫁なんじゃないかと思う。

実はあっしは、彼女のことをほとんど知らなかった。
実の妹は、弟の彼女時代から知っててマジで仲がいいんだけど
あっしは大阪市内一人暮らしだったもんで。

初めて実家に挨拶に来られた時に、たまたまニアミスでお顔を拝見。
別嬪さんで驚いた。

次は弟の結婚式で会って、そのまま弟の仕事の都合で札幌に・・・。

数年後の悪妻の結婚式に釜山に来てくれてってな感じで数えるほどしか
会ったことがなかった。

が、今回年末から父の調子が悪い時や悪妻が韓国に戻ってからも
ずーーっと実家や病院にいてくれて、家事や父の面倒をみてくれていた。
旦那である弟もいないのに、本当に有難い事である。

とげとげしい悪妻家のDNAにない、穏やかで落ち着いた人柄。
（あっしがぶっ飛んだ女なので、うちの両親は未だに悪妻に早く落ち着けと言うが）

うちのわがままおとんでさえ、正月に悪妻に

『ヤツ（弟）はほんまにエエ嫁さんをもろうたのゥ』とつぶやいた。

そんな彼女が先日退院した父の調子も良くなったので、札幌に帰っていった。

悪妻が韓国に戻った後、長い間実家で家事から何から全部引き受けてくれてた義妹さん。

しょっちゅう携帯のメールで近状を知らせてくれたり、
実家の犬の様子を写真で撮って送ってくれたり、マメな彼女。

しかも今ごろ、札幌でさぞかし羽を伸ばしておられるかと思ったら
悪妻家の実家にいたほうが楽しかったと言っておられるらしい・・・
（あっしなら一人でパソコン天国のほうが、羽が伸ばせるんだけど、汗）

おかんによく電話をする悪妻だけど、仕事してるちゃきちゃきおかんですら
彼女がいなくなって

『なんかぽっかり穴が開いたみたいで寂しい』と言っていた・・・

あっしが帰ってもそんなこと言ったことないのにさぁ（汗）


日韓義妹対決、悪妻の場合

間違いなく、日本の勝ち。


J子さん、本当にお世話になりました。
韓国から心よりお礼申し上げます。