韓国釜山の悪妻日記

またまたご無沙汰～。
なんや先週は雨ばかりで、いよいよこっちも梅雨突入な感じですなぁ。

そんな中悪妻は、中学校の一学期末テストを夜中まで作成し
それを悩みながら採点し、（惜しいのは気の毒で）
土曜日の韓国語教室のスピーチ大会の原稿を締め切りギリギリで書き
家はタダでもらった浄水器の工事をしたりで大忙しだったざます

ふ～、ほんっとこの頃は、すっかり楽天を忘れ気味っす。
ごめんあさーせ。


で、前回の日記の続きも忘れかけておったざますよ。
今まで読み直してた、ほんまにアンタがこの日記の管理者かよ？ちっくな勢い（汗）

そやそや、安東のパガヂされたぶんね、と思い出してまたムカっ腹

悪妻は、少々のケンカやら中傷なんかより、日本人だからとボラれるのが

この国で一番嫌いなんじゃい！！


それは、たとえ１０００ウォンでも許せない心の狭さ


悪妻マニアならご存知だろーけど、あっしはこの辺のアジュンマにもまれて
今はすっかり立派な韓国の田舎のおばちゃんである。

そうね、例えば、はむちゃんもびっくりしてた（引いてたともいう、汗）
いつものあっしの交渉・・・。

あの時は、こんな感じだったし、
他にも、最近旦那もびびってるシジャンの買い物の激しさアジュンマ一級レベル

参照映像




ねだって甘えるか、同情してもらうか、ケンカ越しかで値切るか
おまけをもらわねーと買わない根性悪。
黒いビニール袋を何袋も持っても平気な二の腕。

いつも鼻息荒いんですの。
えーえー人目とかも、もうどーでもいいんですの。

そんなあっしらが、なぜこんなことになったのか、いってみよー（前置き長っ）



悪妻ちゃんたちは、あの日１０時ぐらいから村内をブラブラしておりました。

ミンパクのおばちゃんに聞いたリュ・シオンの家とか探して門の前で
写真を撮ったりして・・・




そんでもって村の入り口近くにある河回村保存会とかいう看板のある建物の中で
（ここは特に何もないので行く必要なし、苦笑）
アジョシが古い木造の家の中で電話をかけてるのを横目で見ながら
どーやって、あの崖のところまで行こうかなぁなんて相談しながら歩いてましてん。

すると、さっき保存会内で電話をかけてたアジョシが車で通りかかりました。

わざわざ窓をあけて、うちら一行に挨拶をしてきます。

『こんちわ～どこ行きますのん？』

親切に言ってくれたので実は、芙蓉台（崖の上）に河回村を一望しに行きたい話を
Kさんが尋ねました。

Kさんは悪妻ちゃんより断然韓国語がお上手。

すっかりお任せしておりますと、とうとう、アジョシは車を止めて、降りてきて
自分の車からガイド本みたいなのを取り出して、説明してくれます。

聞きたかったのは、どうやって行くのか？とかどのくらいの時間がかかるか、
だけだったのだけど保存会の人だけあって、ここにも行った方がいいよ、とか
文化財のいらん説明やら始まって、かなりの時間をとってくれます。

かれこれ15分ぐらい話してる姿を激写してる暇人な悪妻。




ココに載せるつもりもなく、親切なアジョシとの触れ合いを撮っただけの
つもりだった能天気なあっし。

で、このアジョシが、僕の知り合いに頼んであげる、と携帯で
タクシーを呼んでくれようとしますが、日曜日だったので２～３件かけてもダメな模様。

『忙しいとこすんません。もういいですよ』

とか言っても『暇だからいいですよ～』みたいにあくまでもさわやか。

何件目かで折り合いのついたアジョシはタクシーが来るまで一緒にその場で待ってくれ
ぼちぼちと話してると、こんなものまでくれる。




一生懸命あっしらの人数分を車の後部座席で探してたけど、ああ～4個もない～と
がっかり、でも安東のガイドブックもKさんにプレゼントして
ちょっとだけ日本語で喋ったりと、非常にエエ人っぷり。

10分後ぐらいかタクシー到着。
案の定黒塗りタクシー。

そんでアジョシ、『じゃ5万wonでよろしく』と交渉。

『５万wonって高くないですか～？』とか騒ぐKさんと悪妻をよそに
これぐらいかかるから、仕方がないとアジョシがいうので、
距離感の分からんあっしらはしつこくメーターを押せ、とか騒いでも
メーター押してもおんなじぐらいかかるんだよ、とアジョシに説得され
呼んでもらった手前断れず乗車。

２時間ぐらいか、もっとかかったか、分からんけど（鳥頭なあっし）
まず反対方向の山の中にアル屏山書院にいって観光し
その後芙蓉台（崖の上）に車で送ってもらえるところまで行って、えっちら登って
河回村に戻って、キサとお別れ。
しつこくまけてとか言っても、キサニムもそれで頼まれたのでダメだった。

民宿でこの話をしたら、おばちゃんに

『アイゴ～、ノムピッサ～（めっちゃ高いやんけ～）なんで私に言わないの。
タクシーぐらい呼んであげるのに～！！２～３万wonで行けるんやで～。
あんたら韓国語できるのに、なにやってんの？も～かわいそうに～！！』

と同情１００万点ぶりに吼えられる

しかも、だって～こうこうこうで、保存会の人が呼んでくれてこれももらって
と本とソンムルだしたら、『そんなもんうちでもあげるよタダでもらったし』
と、また同じものを民宿のアジュンマからももらう・・・（遠い目）




挙句おばちゃん
『そんな人がこの村にいると観光のイメージが悪くなる』と怒りだし
わてらもちょっくら溜飲を下げたのであった。


ええと、キサニムよりさ～あのアジョシが悪いと思わない？
報復措置で、写真撮ったんじゃないのになぁ。


安東河回村保存会にある　キョンブッ　５９６７　には気をつけて～♪（鬼）