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カテゴリ:徒然猫物語
(飼い主:ハクが居た頃に書いていた話です。)
僕はハク。 6月24日(日)、 僕はお兄ちゃん猫になった。 2歳のサビトラ雌猫ガーネットがウチに来たんだ。 僕と同じ里親サイトからもらわれてきたんだって。 僕は7歳だから、僕がお兄ちゃんかな。 ガーネットは、 僕が野良猫時代に仲が良かったキジトラ雌猫のトラヨと ちょっと似てるかな。 トラヨは僕よりずっと前に、 ダイダイさんの所から他の飼い主さんにもらわれてった。 ガーネットは、 僕がここに来た時と同じように、 飼い主や他の先住猫に慣れるまで、 まず猫ハウスに入れられた。 チロは、僕が来た時と同じように、マイペースで、 朝、猫ハウスにすりすり頭をすりつけて、 ガーネットに挨拶してる。 僕は様子見だった。 腎臓が悪い僕は今、 猫用の腎臓病食キドニーケアのドライフードを食べてる。 これが腎臓病食の中で、一番美味しいんだ。 ウォルサムやヒルズの腎臓病食(=全然美味しくない・・・)には、 見向きもしないって言って、飼い主が嘆いてる。笑。 (飼い主:稀な例だとは思いますが、チロは、 キドニーケアやヒルズのKDより、ウォルサムの腎臓サポート食の方が好きです。) そこにガーネットが来たんだ。 僕は最初、ガーネットに興味があって、猫ハウスから1.5mのところで、 ガーネットを「じぃ~~~っ」と眺めていた。 数時間眺めた後、今度は猫ハウスに50cmのところに接近! そしたら、今度は僕の関心は、猫ハウスの別の物に向かった! 必死でそれを前足でかすめ取ろうとしたんだけど・・・ 僕が狙った物・・・ それはガーネットのドライフード~~~~~~!!!!! そう、僕は右の前足を猫ハウスの中に入れて、 せっせ・せっせと、 ガーネットの美味しいシーバ(ヒルズのヘアボールケア入り)を 前足ですくい取ろうと頑張った!!! だって、ものすごぉ~く美味しそうな匂いがしたんだ、あのドライフード! ガーネットは、 「あ・・・それ私のなんだけど・・・取ってくの・・・???」という感じ・・・ 僕は5粒ほどキャッチして、猫ハウスの外に出し、 「いざ!食べむ!」というところで、飼い主に発見された。 それで僕の『ドライフード強奪事件』は未遂に終わった。 ちょっと残念だった。 ただし、ガーネットはそれから 「美味しい粒だけ選り分けて食べる!」という特技を学んでしまった。 それで、それ以来、僕はガーネットのドライフードに興味を示さなくなった。笑。 つまり・・・1日経って見てみると、猫ハウスのドライフードは、 「美味しくないヒルズのヘアボール」だけがきれいに残ってた。 「え???何で?そんなに器用に選り分けて食べられるの???」 そう思った飼い主がよく見ていると、ガーネットは、 美味しくないヒルズのヘアボールを口から吐き出し、 美味しいシーバだけ食べてた!!! 僕はちゃんと美味しくないウォルサムの腎臓病食も一緒に食べたのに・・・・ つまり、僕は一旦口に入れたものは吐き出さず、 「あ~この粒、当たりが悪かった!」と嫌々食べてたけど、 ガーネットは「・・・これ、美味しくない・・・」と しっかり選別して、吐き出してた!!! さすが血統猫の血筋が入った貴族猫・・・・ でも、ガーネットが来たことで、 僕は飼い主をそれほど気にせず、部屋を自由に歩き回るようになったんだ。 この前は、ベッドの下ではなく、 初めて広々としたカーペットの上で、僕の毛をなでることができたって、 飼い主が喜んでた。 新入りだった僕は、 ガーネットが来たことで、逆に安心した。 「僕のあとに新入りが来た!」みたいな感じ。 人間の社会人も、自分の後に誰か新人が来ると、 新人を卒業して、一人前になったような気分になるんだって??? 僕もそんな感じかな。 「あ~~、僕もその猫ハウスに入ってたんだ!今度は君が入ったのか~」みたいな。 もともと僕は、他の猫に対してそれほど警戒心がなかったし。 それで飼い主はガーネットが来て2日目に、 ガーネットを一時的に猫ハウスから出してみたんだ。 でも、やはりチロが心配して、 まだ落ち着かないガーネットの後を付いて歩くので、 ガーネットが部屋に完全に慣れるまで、 チロの方が1時間ほど猫ハウスの中に入れられてた。笑。 僕は基本的に様子見だった。 一度ガーネットに近寄っていったけど、 ガーネットが猫パンチ・ポーズを取って、威嚇体勢に入ったから、 それ以上近寄らず、またしても様子見・・・ ところで、先日飼い主が僕の毛をなでているときに、 僕がちょっと逃げ腰になったので、 「まだ逃げるの~、先は長い・・・」と 飼い主が思わず「ハァーーーッ」とため息をついたんだ。 僕はこのため息を威嚇と間違えてしまった! 「!!!!何、威嚇!? 僕と仲良くなりたいんじゃないのか!? んじゃ、僕も威嚇する!シャーーーーーッ」 速攻で威嚇を返した僕。 僕は必ずやり返すんだ。笑。 それで飼い主は「これは威嚇じゃないの!ため息なの!」とばかりに、 何回も僕の前でため息をついた。 「・・・何か普通の威嚇と違う・・・もしかしてこれは威嚇じゃない? 威嚇と同じように息は吐くけど・・・」と僕はしっかり学習した。 (飼い主:確かに息を吐くという点では、威嚇とため息は同じかも・・・) 僕は飼い主のため息を威嚇と間違えて、 「シャ~~~~ッ」と、飼い主に威嚇を返したんだけど、 僕はガーネットが、僕に猫パンチ・ポーズを取っても、 ガーネットにやり返す気はないんだ。 ガーネットは僕より身体がずっと小さいだろ。 ガーネットと大きさが同じのチロは大変かもしれないけど、 チロはガーネットの猫パンチをうまくかわしてるな。 ガーネットに猫パンチを仕掛けられようが何だろうが、 僕とチロはガーネットに注目して、 ガーネットを「じぃ~~~っ」と見てるんだ。 な、オス猫って優しいだろ?笑。 あ~~~、ドライフード争奪合戦の予感・・・ いっそのこと全部、 身体に良いけどまずいヒルズのドライフードに統一すると、 争奪合戦なんて発生しないかもね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.03 15:56:03
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