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カテゴリ:徒然猫物語
ハクとガーネットをみていて気づいたことがある。
2匹とも野良猫出身だが、 人間の手よりも、人間の顔が、自分に近づいてくるのを怖がる。 ウチで育った猫は、人間が危害を加えると思っていないので、 飼い主が顔を寄せてくると、 「あっ、額にキスしてくれるんだね!」 飼い主が手を近づけると、 「あっ、撫でてくれるんだね!」と大喜び。 ハクは違った。 ガーネットも。 人間が近づいてくると怖い。 特に顔が。 なぜ顔を近づけると怖い? よく考えてみると、猫は攻撃するとき、牙で噛む。 爪でも引っかいて攻撃するが、必殺技は噛み攻撃である。 それで手よりも顔が怖い。 人間が顔を近づけるのは攻撃ではない。 親愛の情である。 顔を近づけて噛みつく人間はまずいない。 武器は手に持っているから、手の方が怖い。 人間が顔を近づけてくるのも、 手で撫でるのも、愛情の印。 それは何となくわかるけど、やはり怖くて、 手で撫でられるのを必死で「耐えていた」ハク。 ハクにとっては、 人間の反応パターンやジェスチャー・パターンは、 猫と全然違っていて、 毎日が学習の日々だったに違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.27 20:42:03
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