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カテゴリ:徒然猫物語
19歳と2日で、 チロが逝きました。 1989年7日7日生まれのチロが逝きました。 チロは、去年の7月にハクを失くして胃腸を悪くして以来、 水分調整がうまくできなかったみたいです。 小さな身体のお腹に、1.5リットル以上の水が溜まって。 利尿剤で腹水がそれほど出ず、 逆に身体の他の部分が脱水を起こして、体力が低下して。 でも、最後まで頑張って。 ものすごい生命力だと言われました。 お誕生日の7日、チロは一日中私と家で過ごし、 8日の昨日と9日の今日、 私は一日中、病院で点滴中のチロのそばにいました。 9日の今日、チロの身体が冷え切っていたので、バスタオルに包み、 私は一生懸命そっとマッサージをしていました。 チロは心臓や呼吸が止まってから、何回も何回も回復。 あまりの頑張りに、途中から、ただただ感嘆していました。 絶望的な状況なのに、 悲しみも辛さも、途中から吹き飛ぶような、 飼い主に悲しみが吹っ切れる時間を与えてくれたような、 そんな長時間の頑張りでした。 何をやっても、もう助からないかのように思えるのに、 ひたすら頑張るチロ。 あそこまで頑張られたら、飼い主も獣医さんも、 とことん付き合って頑張らざるをえない、 そんな頑張りでした。 凄い数値で最期まで頑張った、 マリンやハクの頑張りを思い出しました。 栗とシッポがケンカすると、いつも2匹を見て心配そうに、 「ケンカしちゃ駄目だ・・・(ニャア!)」と鳴いていたチロ。 私がクシャミをすると、心配して、 枕もとに顔をすりよせてきたチロ。 最期の頃、チロは私の枕元の横にベッドを作ってもらって、 人間用ベッドで眠っていました。 それでも、チロは具合が悪くて不安だったのでしょう。 せっかく作ってもらったベッドから、 時々私の枕もとに、タプタプのお腹で一生懸命寄ってきて、 「僕、具合悪い・・・」と、 必死で顔をすりよせてきました。 今も、栗やシッポはチロの猫ベッドを空けて、チロの帰りを待っているのに。 せっかく栗やシッポが、チロと30cmの距離で眠るようになったのに。 チロのゴハンは、ここ数年間、いつも腎臓病食のKD。 でも、お誕生日だけは、特別に少しもらっていたマグロ、 今年は食べられなかったね・・・ 目が綺麗、純粋な赤ちゃんの目みたい。 誰がみても、 そう言われたチロ。 綺麗な澄みきった瞳のチロが逝きました。 「子猫ソフィの猫物語」の最後の1匹、 本当に優しい子、 チロが遂に19歳で逝きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.10 00:45:13
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