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カテゴリ:徒然猫物語
(下記は、今12ヶ月のロビンがまだ「植木鉢遊び」や「水遊び」をしていた頃の話です。)
<相似形の栗とロビン> 真似っ子ロビン。 10ヶ月のロビンはまだ子猫。 周りの猫たちのすることを何でも真似してみる。 栗が毛づくろいしていると、ロビンも毛づくろい。 シッポが威嚇すると、ロビンも威嚇してみる(←ちょっと怖いけど!)。 栗やシッポが寝転がってくつろいでいると、 ロビンも近くで、同じように寝転がってくつろいでみる。 栗やシッポが飼い主になでられて、気持ち良さそうにしていると、 ロビンも飼い主になでられるのが怖くなくなる。 栗が毎朝飼い主に挨拶に行くと、ロビンも一緒に挨拶に行くの。 こうしていろいろ覚えて大きくなっていく。 真似っ子ロビン。 ロビンは毎日学習中。 1回で「して良いこと」と「悪いこと」を覚えるの。 でも、栗やシッポがしないのに、ロビンがすることがあるの。 どうしてもロビンがなかなかやめられないことがあるの。 それは・・・水遊び! ロビン、お水に前足を突っ込んで水をかき回すのが大好き~!!! でも、飼い主は絶対に「水遊び」をしちゃ駄目だって言うのね。 猫用のお水が入った洗面器や、 飼い主のティー・カップやシチュー皿に 絶対に前足を突っ込んじゃいけないって言うの・・・ でも、ロビン、お水を引っ掻き回すの、大好き! さざなみが立って本当に面白いの。 あんなに面白いのに・・・しちゃ駄目だって。 どうしよう。 お水で遊びたい。 でも、お水で遊んじゃ駄目って言われてる。 でも、遊びたい。 でも、駄目って言われてる。 でも、遊びたい・・・ うーん。どうしよう。 飼い主と目が合うと、前足を引っ込めて 水の傍に座り込み、飼い主の目が離れるのを待つの・・・ う~ん、どうしよう。 「水遊びをやっちゃいけない」というのは、もうわかってる。 でも、遊びたい・・・ ある日、テーブルの上に緑色のお水が入ったカップが置いてあったの。 くんくん匂いを嗅いでみたら、不思議な匂いがするのね。 それで前足を突っ込んでぐるぐるかき回し、ちょっと味見しようとしてたの。 そしたら、飼い主がこっちに振り向いて仰天しちゃった。 「私のミント・ティー・・・・ ロビン、植木鉢の土を引っ掻き回した、 その泥だらけのお手々で、ミント・ティーをかき回したのね・・・(涙!)」 つまり、これもしちゃ駄目なのね?・・・残念・・・ またある日、飼い主が食事の支度を終えて 「さぁ、これで食事の準備完了!」とセッティングを終えていた食卓を見回すと、 テーブルの上に出しておいた調理済みクリーム・シチューから、 速攻でチキンが消えていたのね。 ロビンがそのシチューに前足を突っ込んで、ぐるぐるとかき回し、 お皿の奥底からチキンを探し出して引っ張り出したのが、 何でバレたか・・って? ロビン、床でチキンを食べてるとこを現行犯で捕まっちゃったから・・・・ (←美味しかった!美味よ!とっても美味!) でも、飼い主からロビンに雷が落ちた・・・ くすん。これも駄目なのね。 ロビン落ち込んで、栗兄さんのところへ行って、慰めてもらったっけ。 でも、あの「ロビンが植木鉢やお手洗いを引っかき回した前足を突っ込んだシチュー」を 飼い主は食べたのかなぁ・・・ あれ以来、飼い主はお鍋も、お皿も、ティー・カップも、 とにかく水物という水物は、一切「出しっぱなしにしない」ことにしたみたい・・・ ロビン、ちょっと残念。 もう遊べない・・・ <ロビンを毛づくろいする栗> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.21 22:31:42
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