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カテゴリ:徒然猫物語
昔、優しい和猫のチャミという猫がいた。
優しいお利口さんで、美味しいものを食べるとき、 「あ・・・みんな先に食べて。私、あとでいいから」と、 いつも他の猫を先に食べさせて、自分は最後に食べていた。 そう、チャミは順番待ちをする猫だった。 自分よりも小さな猫もいて、 割り込もうと思えば割り込めたのに、 絶対に割り込まなかった。 ところが、いつもは十分食べ物があるのだが、 稀に少ししかないことがある。 そうとは知らず、そんな時もチャミちゃんはおとなしく順番待ち。 ところが、チャミちゃんが食べる番になると、ほとんど何も残っていない・・・ チャミちゃんは、 「え!?どうして!?何でほとんどないの!?」と、 パニック状態になって走り回る。 それでも、いつもおとなしく順番待ちをする 優しいチャミちゃんであった・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.15 00:18:19
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