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カテゴリ:徒然猫物語
新聞に載っていた話(元ニュースは共同通信)。
49歳の男性が、津波が家に襲ってきた時、80代のお母さんを抱えて、 家の「かもい」につかまって流されずにいたそうだ。 水が引くまで一晩、ずっと「かもい」につかまっていたそうだ。 でも、水中でお母さんは寒い、寒いと言い続けたとのこと。 そのうち明け方にお母さんの重さがすっ~と重くなったので、 逝ってしまわれたのがわかったとのこと。 お母さんを亡くしたとわかった時、(水中で生きる希望をなくして) どうやって生きようと思いましたかという記者の質問に、 確かその人はこう答えていた。 「母が逝った時、どこかでニャアと鳴いたんですよ。 18年一緒に暮らしていた雄猫の十夢(トム?)が。 ああ、それでこいつに餌をやらなきゃなって思ったんです。」 18歳の猫がこの人を救った・・・・ お母さんの最期に挨拶して。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.25 12:07:19
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