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カテゴリ:徒然猫物語
(写真:ウチに来た日の愛) (写真:3週間後、チェストの上の愛) 初めまして。黒猫の愛です。まだ2ヶ月半くらいの女の子です。 5月の終わりに飼い主の所に来たの。 5月の猫の里親会で飼い主に出会って。 愛、そのとき目がちょっと腫れてて鼻炎もあったのに、 黒猫が大好きな飼い主は、他の猫には見向きもせずに私に突進し、 1ヶ月半くらいの私をもらったのね。 (飼い主:愛がウチに来たときは、出会った時より更に目が腫れてました。) 愛、他の猫や部屋に慣れるまで1週間くらいは 1日中ほとんどずっと猫ケージに入ってたのね。 それから後、しばらくの間は、飼い主が寝ている時や外出している時以外は、 ケージから出してもらって、部屋の中で遊んでた。 何で飼い主が眠っているときは、猫ケージ行きなのかわかる? 愛ね、飼い主に寄り添って眠るのが大好きなのね。 でも、愛と飼い主じゃ、体の大きさが違うから、 飼い主が眠ってる時に愛を押しつぶす可能性があるからって、 念のため、飼い主が眠ってる時は、愛はしばらく猫ケージ行き・・・ 飼い主は小学校の時、とても馴れている手乗りセキセイと一緒に寝て、 押しつぶして死なせてしまったという、とっても苦い経験があるんだって・・・ どんなに泣いても生き返らなかったって。 どんなに泣いても生き返らないというのが、ヒシヒシとわかって、 もっと悲しくなって、もっとわんわん泣いたんだって。 それでも、もちろん生き返らなかったんだって。 一回死んだものが生き返るのは、今のところ、童話やSFの中だけなんだって。 それで愛はもう少し大きくなるまで、一緒に眠ってもらえなかった。 どんなに飼い主の方を向いて猫ケージの金網に張り付いて、 「ここから出してよう~!一匹で眠るのは寂しいよう~!」って 必死でびーびー鳴いて、飼い主に懇願してもダメだった。 愛、目が腫れてたし鼻炎もあったから、「もう少し我慢してね」って飼い主に言われて、 毎日、目薬や飲み薬を飲ませてもらって、 今ではだいぶ良くなったけど。 子猫の割に低かった体温も、普通の子猫の体温になったけど。 でも、あの目薬、かなり痛かった。 目の奥にお薬を入れるために、真っ赤に腫れてるまぶたを持ち上げるんだけど、 それがとっても痛かった。 「痛いよ~!痛いよ~!」ってニャーニャー鳴いて、小さな手足をバタバタさせたんだけど、 目の奥に入れなきゃ治んないって言って、瞼を持ち上げるの。 愛、「痛いよぉ!何でそんなことするの!?キィーッ!イライラする!」って怒って、 2日間くらい、目薬の後で、5分間くらい、また手足をバタバタさせながら、 めいっぱい飼い主の服のあちこちに噛みついたの! だって、飼い主の手を噛むのは、何だか気が引けて、噛めなかったから・・・ 愛、代わりに飼い主の洋服を噛んだ! だって、ムシャクシャするじゃない!? でも、毎日、目薬の後でジンジンする痛みがどんどん引いてったのね。 腫れもぐんぐん引いたらしくて、他の猫達に寄って行っても、嫌がられなくなった。 愛、嬉しかった。 愛、もう目薬、怒んない。嫌がらない。一生懸命、痛いの我慢する。 だって、これ目に入れると、痛いの消えるんだもん。 だから、3日目からずっとおとなしくして、目薬さしてもらってる。 まだ瞼を持ち上げられると、ちょっと痛いけど。 あんまり痛いと、時々「みぃぃぃ~!(=痛いよぉ~!)」って、 小声で鳴いて抗議してるけど。 でも痛い目薬の後は、いつも良いことがあるのね。 頭や喉や首、脇の下をマッサージしてくれるの。 それがとっても気持ち良くって、目を閉じて、いつもうっとり~♪ 飼い主が言うには、 痛いのだけだと、目薬を嫌がるようになるからだって。 ふぅ~ん。確かにそうかも。 しかも、マッサージが終わったら、部屋の中を自由に歩かせてもらえるし。 身体も少し大きくなったから、数日前からやっと飼い主が眠ってる時も、 猫ケージの外に出してもらえるようになってる。 今は飼い主の腕を枕にして、毎日飼い主にぴったりくっついて眠ってる愛です。 これから頻繁に登場しますので、宜しくお願いします。 (写真:猫ケージで眠る愛) (写真:仲良くまぐろを食べる栗と疾風と愛) (写真:鉄骨の上で遊ぶ愛) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.07.18 18:06:17
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