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カテゴリ:徒然猫物語
(2015年春に書いたエッセイです。)
僕、保護猫の黒猫アモール。 お母さん猫のティアラと子猫4匹(推定5ヶ月)で去年の秋、保健所からここに来たんだ。 このウチでは、5匹で3ヶ月以上ずぅ~っと猫ケージの中にいたんだ。 猫ケージは飼い主のベッドのすぐ近くにあって、 毎日先住猫が気持ち良さそうに飼い主のベッドで眠ってるのみてた。 先住猫がそこでお昼寝してるとこや、夜熟睡してるとこ、猫ケージの中から見てた。 毎日毎日見てた。 いいなぁ・・・あそこが猫の特等席か。僕もあそこで寝っころがりたい。 こっから出たら、あそこで眠るぞ!って思ってた。 飼い主は毎日数時間、僕たち子猫4匹を猫ケージから室内に出してくれてだんだけど、 この前遂によく馴れているオス猫3匹を出しっ放しにしてくれたんだ! 1匹ずつ。一度に3匹出すと、気が優しい先住猫の疾風(はやて)とガッチャがビビるからだって。 ボス猫「栗」と気が強い黒猫「愛」は平気みたいだったけど。 僕、人も猫も大好きだから、真っ先に出してもらえた。嬉しかった。 もう猫ケージの中で寝なくていい! 思う存分、走り回れる! んで、僕が真っ先にしたことは・・・ もちろん、あの憧れの人間用ベッドで眠ること!えへへ。 次に出してもらえたジョーも同じ。 真っ先に人間用ベッドでゴロゴロ気持ちよさそうに寝てた。 人間用ベッドって、大きいんだよ! とろいマロンが出してもらえたのは、3匹の中で一番後。 猫ケージの外に出ても、とろさは変わんないみたいで、毎日いろいろドジってるみたいだけど、 マロンもやっぱり一番先に人間用ベッドで寝てた。 広々して気持ちいいし、数ヶ月間の憧れの場所なんだもん。 当然だよね。 だって、見て見て。これが昔の僕らの寝場所。 猫ケージの中では、猫トイレでみんな仲良く寝てたんだけど、どうみても窮屈だよね・・・ (写真は保護猫が来た当時、2014年秋のもの。 黒猫=アモール、白サバ=桜、茶トラ=ジョーとマロン) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.02.07 22:55:10
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