東電が過去最高の赤字
まぁ、当然というか。発電所の復旧作業、事故の処理、住民への補償…出費を考えれば山ほどありますが、最初から安全対策を考えていればもっと抑えられたのではないかと思います。建設現場で働いていると、必ず毎日耳にする言葉が『ご安全に』。これには様々な意味があるんですが、基本的には『安全に仕事をしてください』ということ。安全に仕事をするということは、安全に設備を作ることができるということ。しかしそれは現場を知ることが大前提です。安全担当の人も必ず毎日定期的に現場を巡回し、作業員の様子をしっかりと確認していっています。結局、机上の計算だけで満足して現場を知らなければ、いざという時に何の役にも立ちません。今でも記者会見で耳にする言葉やその姿は、どこか上から目線…現社長が責任を取って辞任しましたが、そんなもんに意味があるのでしょうか…