心療内科の先生に「双極性ウツ」の太鼓判を
押されているpyon♪
孤独と憂鬱がpyon♪の伴侶です。
そんなpyon♪が、学生時代の先生を
音楽で送る会なるものに行ってまいりました。
◆会場に入った瞬間、後悔
先生の思い出のお写真がたくさん展示して
ありました。
pyon♪の思い出の森にいる先生は、
一番元気だったころの先生ね。
本日、最初に目に入ったのが、
闘病中の先生。。。
pyon♪は、最愛の家族の癌と死、自分のウツを
同時に経験しているので、
フラッシュバック
会場の壁に近い席に座って、
壁に向かってずっと泣いていました。
pyon♪の知人も来ていたはずですが、
pyon♪の涙を知る人はいません。
◆さすが、音大、の演奏
知人や先生方の歌の演奏があり、
シューベルトの「芸術によせて」(これでよかった?)
を歌われた先生がいました。
これ、pyon♪が人生で一番最初に覚えた
ドイツリートで、多分、高校でならったはず。
大学でも、人の伴奏をしたりして。
確か、誰かの伴奏をしたとき、
その先生が、せっかちなのか、
超・高速で、伴奏させられた。。。。
急に、その、へんてこな思い出を思い出しました。
でも、ドイツリートやシューベルトのビギナーでも
楽しめる、いい歌。
日本歌曲あり、イタリア歌曲ありで、
ちょっとアカデミックだったりして、
さすが、音大の先生方、という感じでした。
◆かつての少年たちが「先生」に
pyon♪の同級生とか、知り合いが
「XX先生」と紹介
パバロッティのミニチュアが出てきたかと
思いました。 それくらい、立派。
pyon♪も、年をとるはずです。
◆万感の思いをこめて「大地賛頌」
最後のほうで、先生率いる合唱のメンバーが
外国公演したときの映像が流れました。
これ以上、すばらしい感動的な
大地賛頌は聞いたことがありません。
教育実習で、一度に7クラス、大地賛頌を
レッスンしたこともありますし、自分の弟子たちが
伴奏したこともありますし、とにかく縁のある歌ですが。
ほんとうに、すばらしい
「万感」という言葉は、この演奏のためにあるのね。
◆見ず知らずの人
で、会の後も、泣いていたpyon♪
誰にも会いたくなかったので、さっさと会場を後にし、
バス停に急いで、停留所で時刻を見ていたら、
会場の駐車場でお見かけした女の方が、自動車で、
「飯能駅までお送りしましょうか?」
お言葉に甘えて乗せていただき、
その車の中でも、さんざん泣きました。
この方は、先生のお宅の近所の方だそうです。
久しぶりに親切な人に出会いました。
◆でもね、 ほんとうは、生きているうちに
先生にお会いしたかったんです。
ほんとうに、お会いしたかったんです。