3ヶ月ぶりの更新です。
3.11以来、自分もばたばたしていたりということも
ありましたが、
「良いこと」に対する、疑問やもやもやがありましたので、
更新を控えていました。
◆鎮魂の夏
先週、陸前高田で七夕祭りがあり、テレビでも
大きく取り上げられていました。
ほんとうに、何もない、壊滅状態の更地に、おっきな
華やかな七夕飾り。。。 あまりに悲しい光景で、最初は
「こんなときに七夕する意味あるの?」
と思いました。
が、地元の人の
「復興だけでなく、鎮魂の意味もあり、」
という解説で、涙が出てきました。
地区によっては、全家屋流され、地区の解散が決まったり
お囃子保存会のメンバーで、多くの身内を失くした方もいたり
でも、「復興と鎮魂」のこの七夕や、各地の花火、
これらが、ある意味新しい一歩であることを確信しました。
また、これらを、企画運営する人々がいる限り、東北は必ず
復興する、とも確信しました。
◆スラックティビズム ~ 善意も結果が出なければ偽善
今週のプレジデント誌に出ていた言葉です。
「怠け者(slachker)」と「社会活動(activism)」をかけ
あわせた言葉で、コストをかけず気楽に行えて効果のない
社会活動のことだそうです。
まさしく、pyon♪の「良いこと」です。
効果がない、とは言い切れないでしょうが、
効果が見えないのでは、ないのと同じ。
3.11以来、「良いこと」の限界をひしひし感じていました。
とはいえ、何もしなかったわけではありません。
あまりにささやかすぎて、で「〇〇したよ!」といえない状況でした。
プレジデント誌では、「運動の設計次第によって、善意は結果に
つながる」と書いてありました。
pyon♪にできること。。
自分でムーブメントを起こし、組織立てて、広めて継続して
いけるほどの能力なんてありません。
でも、「上手に設計された運動」を検索し、継続的に
関わっていくことならできます。
「良いこと」も、通帳の切り替えが必要な時期が
訪れたようです。