一見は百聞にしかず、と言われますが、
本当に、行って、実際に見てみるものですね。
<1>浦東(プートン)は、河の東
pyon♪が泊ったホテルとか、100階建てで企業が多く
入居している森ビルとか、新しい空港のあるところは、
浦東と書き、大きな河の東側です。
大きな河で、隅田川の河口より大きいくらいで、
これって、揚子江??とも思ったのですが、
これって、揚子江のほんの支流の確か、「黄浦江」とか
ガイドさんが言っていました。
この河をはさんで、
・西は、昔から租界地とかある、浦西(プーシー)
・東は、最近、ビジネス街とかで発展めざましい浦東
だそうです。
20年くらい前まで、西と東をつなぐ大きな橋がなく、
河を渡る手段は船だけで、
浦東は工場の跡地とか農村とかで、
人があまり住んでいなかったそうです。
浦東は、赤い屋根、オレンジの屋根、青い屋根の、
日本の市営とか県営の団地みたいなのが、地平線の
かなたまで建っていて、pyon♪の泊ったホテルの
通りを渡ったすぐにも、ずらーっと建っています。
これらは、80年代以降に建てられたもので、
建てられた時期によって屋根の色が違うそうです。
これらの住宅の近辺は、1970年代の川越や
池袋を髣髴させるような地元の人向けの商店が多く、
道端の物売りも地元の人向け。
コンビニやマックやケンタッキーや地下鉄も
あるのですが、
日本語も英語も通じません。。。
<2>かの租界地は、海沿いでなく川沿い
上海、というと、昔も今も、あの、昔の西洋館を
うんと大きくしたような建物が並んでいる地域の
画像が紹介されますが、
あれって、海沿いではありませんでした。
<1>で説明した河の西側です。
「外灘(ワイタン)」とか「バンド」とか、ガイドブックでは
紹介されています。
最近は、ライトアップされ、ナイトクルーズもあり、
ガイドさんは、
「今では、香港よりこっちの夜景のほうがきれいですよ」
と説明していました。
でも、最近まではライトアップしていなくて、こんなに
きれいにはしていなかったですって。
<3>虹橋空港は昔の羽田くらい
建物、道路がすべて大きな中国。
以外なのは、昔からあった空港の虹橋(ホンチャオ)空港が
狭かったこと。
日本人の駐在員は現在上海に10万人くらいいて、
ほとんどが、ここらへんの地域に住んでいるそうです。
<4>街中に、森林公園みたいな動物園
虹橋の地域で、中国人が多そうな地域に、
川越のずっと北にある森林公園とか、pyon♪の通っていた
音楽学校みたいな、森みたいな動物園があります。
パンダが4頭います。
<5>廃墟と浅草と庭園
ガイドブックに、「豫園は、昔の中国の面影がどうの」とか
あり、ガイドさんも「浅草みたいです。」と言っていました。
案内されたとき、
びっくりするほど、汚い長屋を大きくしたものが
目に入り、
ええーっ、これって、「魔都・上海」ですか??
その隣が、「豫園」の入り口。
街は、昔の貴族の館やお寺を、そのまま商店に
した感じで、豫園は昔の庭園で紅楼夢みたい。
pyon♪を心胆寒からしめた廃屋は今でも人が
住んでいるそうで、ガイドさんは、
「お年寄りは、迷信深いから、
古いものを壊して新しくすると良くないことが
起こる、と思っていて、新しくしたがらないんですよ」
なるほどー
<6>廃墟とブランドと租界地
「新天地」なんていう、新興住宅地みたいな
名前の観光名所があります。
ここは、昔、イギリス人やフランス人の居留地で
オシャレなレンガや石造りの西洋館を、お店にして
いる区画で、
ほんとうに、オシャレ。
欧米人がいっぱいいます。
この区画にくるまで、
・横道を除くと、廃屋(人は住んでいるみたい)
・それらの通りを隔てて、有名ブランドのおっきなビル
・その隣に、大きな西洋館の廃墟(?)
・その通りを隔てて、有名ブランド
と、なんだか目を疑うようなコントラストが。。。
新天地、ガイドさんがいうには、ものの値段を知らない
外国人に向けてすごい値段で物を売っているそうです。
でも、
ほんとうに、きれいなものがいっぱい。。。
ほしいよー。
<7>再見、上海!!
ほんの、二泊三日のぷちっとした旅行でしたが、
とても密度の濃い有意義な旅でした。
どこの国に行くにしても、現地の日常会話の
あんちょこだけでなく、英語のあんちょこも持っていくべき
なのね。
次回までに、中国語も英語ももっと勉強します。
次回は、蘇州か、杭州か、北京に行きます。
次回は、もっとスマートに話したいよ~
<<ここで終わり>>