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カテゴリ:旅
5月3日、GW・お盆休み・年末年始に集うメンバーと福山市は鞆の浦の「鯛網」を 見物に行ってまいりました。 この日は帰省ラッシュによる混雑が予想されたため、早めに姫路駅に向かい、 到着する新幹線の様子を見ていましたが、「レールスター」の後に来た「こだま」 に空席を見つけたので、すぐ乗車。集合時間より1時間30分ほど早く福山に着いた ので、時間まで周辺を散策することにしました。 案内板を見ていると、城の北の方に「福山自動車時計博物館」という文字が・・・ ”自動車博物館”と聞けば、これは行かんわけにはいかんやろ・・・ ということで、行ってみました。 入館料は大人900円。入り口付近左手に1950年代のものと思われるレースカー (インディー500で使われたものらしい)が。さらに中に入ると、戦前から1960年代 までに生産された車、アメリカ軍が使用していた軍用車(ジープ、バイクなど)、 数多くの種類の時計(掛時計、懐中時計、からくり時計等)、高度成長期に使用 されていた家財道具や電化製品、ピアノ、オルゴールなど、いろいろありました。 しかも、そのほとんどに直接手を触れることができます(自動車は乗車OK!)。 では展示物の一部を写真でご紹介しましょう。
家族連れが多かったですね。今の車とあまりに違うことに驚いていた子もいました。
そして11時30分。メンバーが集結し、いよいよ鞆の浦へ。定期渡船にて仙酔島に 渡り、鯛網観光船が出る国民宿舎前の砂浜へ。 そして午後1時。まずは大漁を祈願しての地元の人による踊り(阿波踊りのような 振り付けでした)からスタート。 その後、弁財天の使い「乙姫」が登場。船に乗り大漁祈願の舞を披露。 舞が終わり、景気づけの餅まきが終わると、いよいよ観光船に乗船。漁師さんは まず弁天島にある弁財天に大漁祈願を行い、「漕出式」(大漁祈願を済ませた 「大玉(網の神様)」を親船に積み左に3回旋回する)へ。 「漕出式」での乙姫様。この後漁場までの移動中、ずっと立ちっぱなしでした。 「漕出式」が終わるといよいよ出漁です。 漁場に到着すると、親船が左右に分かれて「網入れ」を行います。 網入れを行い、2隻の親船が再び出会ったところで、網を引いてゆきます。 網を引き上げたところで、観光船が親船に横付け。見物客が親船に乗り移り、 これで「鯛網」は終了。漁自体なかなか迫力あるものでしたが、親船に乗り込んで、 網の中を間近で見れたことが一番良かったかと思います。でもこの漁において、 強烈に印象に残ったのはやはり「乙姫様」でしょう。浜から漁場までずっと立ちっ放し。 しかも船が小さく不安定な中、涼しい顔をして立ってましたからねぇ。時折観光船に 向かって手を振ったりするなど、見物客へのサービスも忘れず・・・ プロ根性(?)を垣間見ました。
でも、鯛安かったなぁ。次回訪れる機会があれば、その時はクーラーボックスを 持参しよう。 「鯛網」の後は市の中心に戻り、福山城を見物。中は博物館になってます。 天守閣の最上階からの眺めはなかなか良かったです。ただ、城と同じかそれ以上 の高さがある建築物が目立ち、それが景観を損なっていたのはちょっと残念でした。 短い滞在時間でしたが、歴史ある町であることを実感させられました。 とても充実した1日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 7, 2008 12:44:51 AM
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