8月16日、奈良。

August 30, 2008

カテゴリ：旅

今週は風邪気味で体がだるい状態が続き、昨日など、仕事の内容すらよく

覚えていないほど頭もボォーッとしてました（でも仕事はきっちりやりました）。

さて、2週間遅れとなりましたが、8月16日に奈良に行った際に撮った写真を

ご紹介します。奈良市内を訪れたのは、小学校の修学旅行以来、実に30年ぶり！

その時は奈良公園と東大寺、若草山のみでしたが、他の名所を行けるところまで

行こうと思ったのですが、市内の地図を見ていると「春日山原始林」という文字が

目に入り・・・　その日は当初六甲山に登る予定だったのですが、天候が不安定と

いうことで中止したにもかかわらず・・・　結局山歩きをしてしまいました

奈良に着いたのが昼過ぎだったので、かなりの強行スケジュールになり、行く

ことのできた名所は「猿沢池」「興福寺」「東大寺」のみ（近鉄電車から平城宮跡と

朱雀門を見ました）。あとはずっと春日山原生林の中でした

１．猿沢池

修学旅行で訪れた場所なのですが、はっきり言ってよく覚えていません。場所も
東大寺の近くだったのでは？　と思ったほどです。

２．興福寺

ここは初めて訪れた場所です。残念ながら正面にある中金堂は再建中のため、
下の写真のようになってましたが、有名な五重塔はしっかり拝んでまいりました。
京都・東寺の五重塔も大きく美しいですが、こちらも負けず劣らずです。

［五重塔］

［中金堂（再建中）］

［東金堂］

［南円堂］

３．奈良国立博物館

これは外見の見物だけで、中には入りませんでした。現在、姫路の書寫山圓教寺
の開祖・性空上人の像が展示されていますが、その像の頭の部分に、性空上人の
遺骨の入った骨壷があることが国立博物館の調査でわかったそうです。

［奈良国立博物館］

４．東大寺

30年ぶりの東大寺。当時見た大仏はものすごく大きく感じたのですが・・・
大仏殿は本当に大きく立派な建物でした。

本当に外国人が多かったです。すれ違う人の半分以上は外国人だったように
思いました。英語・フランス語・スペイン語・中国語などが飛び交い、インド人
の姿も結構見かけました。　でも一番多かったのは中国語を話す方々。
香港や台湾からの観光客も多いとは思いますが、やはり中国からの方なんで
しょうね。自国開催のオリンピックにはあまり興味の無い方々なのかもしれません。

正倉院まで足を延ばしましたが、高い白壁からは建物すら拝むこともできません
でした。

［南大門］

［上２枚：金剛力士立像］
※ホコリをかぶっているためか、より立体的に見えました。両親とともにこれを
見ていた中学生くらいの男の子が親に、
「あれ、バーチャルぽくね？」
そう見たか・・・　今時の子は・・・

［上４枚：金堂（大仏殿）］

［上２枚：大仏さん］

［広目天像］

［多聞天像］

［裏参道］

［二月堂］

［二月堂より大仏殿・奈良市外を望む］

［手向山八幡宮］
※東大寺建立にあたって守護神として創建された大変歴史ある神社。元は違う
場所にあったそうですが、平安時代末期に戦火により消失。この建物は鎌倉
時代に再建されたものだそうです。

５．春日山原始林

春日山一体が特別天然記念物に指定。もちろん世界遺産でもあります。
千年以上前から伐採が禁じられているため、まさに自然の状態で植物が生い茂って
ます。倒木もそのまま放置。

山中には北側と南側に遊歩道が整備され、奈良公園を東側に大きく囲むように
「奈良奥山ドライブウェイ」があります。ドライブウェイといっても、春日山の山中は
未舗装。一応有料道路です。

山歩きは春日山北側の遊歩道入り口からスタート。登り切った所にある奈良奥山
ドライブウェイを南下。南側の料金所から南側の春日山遊歩道から途中、東海自然
歩道（柳生街道）を経由して山を下りる予定だったのですが・・・途中から降り始めた
雨と暗くなる前には何とか下山したいという焦りから、東海自然歩道への分岐を超え、
遠回りとなる春日山遊歩道をそのまま下りてしまったのです。セオリーに反して
早足で下りたため、両足太ももの付け根が筋肉痛になってしまい、平地を歩くのにも
痛みが出るほどでした。やはり、山は余裕を持って歩かなければ・・・　と反省しきりの
私でございました。

［上１０枚：春日山原始林］